『ハロー張りネズミ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
大都会の北のはずれ、下赤塚。「あかつか探偵事務所」の裏路地にある喫茶店で、いつもコーヒーをすすっている男がいる。泣く子もだまる名探偵(?)、ハリネズミこと七瀬五郎だ。カンは鋭いが情に脆い。浮気、蒸発、殺人——荒廃した社会の片隅で、彼は依頼人たちの心の闇を調査する。行方不明の娘、誘拐された恋人。事件の向こうに見えるのは、都会に埋もれた人間たちの孤独と葛藤……。
『課長島耕作』シリーズでサラリーマンの悲哀を描き続けた弘兼憲史が、1992年から『週刊モーニング』で連載した探偵物語。本作は第17回講談社漫画賞少年部門を受賞し、1996年にマッドハウスによってアニメ化、2017年には実写映画化もされました。弘兼作品といえば『黄昏流星群』『人間交差点』など、人間の機微を繊細に切り取る手腕が真骨頂ですが、本作もまた例外ではない。ハードボイルドの外皮をまといながら、その実、下町に生きる市井の人々の哀歓を丁寧にすくい上げる。探偵漫画でありながら、謎解きより人間そのものに焦点を当てる構造は、後のジャンルに大きな影響を与えました。
既刊3巻。昭和の空気を濃密に閉じ込めた一作です。ハリネズミの背中を追いかければ、きっと忘れていた何かを思い出すでしょう。
まだ読んでいないあなたへ
講談社漫画賞を受賞し、アニメ化・実写映画化もされた名作探偵漫画が、これなんです。
『課長島耕作』『黄昏流星群』の弘兼憲史が描く探偵は、スマートなヒーローじゃありません。大都会の北のはずれ、下赤塚。裏路地の喫茶店でコーヒーをすすっている男、七瀬五郎——通称ハリネズミ。カンは鋭いけど情に脆くて、依頼人の事情を知ると感情移入しちゃう。そんな「泣く子もだまる名探偵(?)」なんです。
彼が追うのは、浮気調査や家出人捜索、時には殺人事件。でも本当に描かれるのは、依頼の裏にある人間の心なんですよ。行方不明になった娘を探す両親、別れた男に脅迫される女性——荒廃した社会の片隅で、誰もが何かを抱えて生きている。その闇に光を当てようと、ハリネズミは走る。
90年代初頭の東京を舞台に、昭和の匂いが残る下町と、そこで起きる人間模様。弘兼憲史ならではの社会派の視点で、探偵という仕事を通して人の業や愛を掘り下げていくんです。映画やドラマのような華やかさはないけれど、だからこそリアルで、胸に迫ってくる。
既刊3巻という読みやすさも魅力です。アジア圏で「探偵漫画の金字塔」と評される作品、ぜひ手に取ってみてください。
巻一覧(発売順)全3巻
よくある質問
『ハロー張りネズミ』は全何巻?
全3巻で完結済みです。
『ハロー張りネズミ』の最新刊は?
最新刊は第3巻(2月20日(金)発売)です。
『ハロー張りネズミ』の作者は誰?
弘兼憲史先生の作品です。
『ハロー張りネズミ』の出版社は?
講談社から出版されています。