部長 島耕作』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

初芝電産の島耕作が部長として挑むのは、子会社への出向という試練だ。貿易会社の専務、音楽レーベル、そして福岡の販売センター——配属先が変わるたび、仕事の内容も人間関係も一から構築し直さなければならない。特に博多編では、かつての部下で島に恨みを持つ今野が社長に就任しているという、サラリーマンにとって最悪のシチュエーションが待ち受ける。不況下、慣れない販売畑で、上司が自分を快く思わない状況。それでも島は攻めの姿勢を崩さない。

弘兼憲史の「島耕作」シリーズは、『課長』から始まり役職の変遷とともに物語が展開してきた。本作は『課長』に続く第二部であり、2002年まで『モーニング』で連載された。部長という立場は、現場と経営の狭間で最も板挟みになるポジションだ。プロデューサーとして手がけたNyacoが実は自分の娘だったというエピソードや、出向先で次々と異なる業界に放り込まれる展開は、単なる出世物語では描けない人間ドラマを生んでいます。第45回日本漫画家協会賞大賞の受賞が示す通り、ビジネス漫画というジャンルを確立した功績は大きい。

四面楚歌の状況でも前を向く。それが島耕作という男の本質です。既刊4巻、精力的なサラリーマンの闘いをご覧あれ。

まだ読んでいないあなたへ

会社は、あなたを裏切る。

「課長」で終わると思っていたサラリーマン人生に、まさかの続きがあったんです。弘兼憲史が描く島耕作シリーズ、部長編全4巻。昇進したはずなのに、待っていたのは左遷同然の出向先だったという、あまりにリアルな展開から物語は始まります。

不況の嵐が吹き荒れる時代、島が飛ばされたのは初芝電産貿易、サンライトレコード、そして福岡の販売現場。どこへ行っても「新参者」として扱われ、前線で結果を出すことを求められる。しかも福岡では、かつての部下で自分に恨みを抱く今野が社長として待ち構えているんです。四十代半ば、本社から離れた場所で、ゼロから信頼を築き直す——これが出世コースを歩んできた男に課された試練でした。

音楽プロデュースに挑戦して成功させた歌手が、実は自分の娘だったという驚愕の事実。慣れない販売の現場で、プライドを捨てて汗をかく日々。島耕作というキャラクターの凄みは、どんな逆境でも腐らず、目の前の仕事に全力で向き合う姿勢なんです。「攻めの姿勢」という言葉が何度も出てきますが、それは空虚なスローガンじゃない。実際に不況下で新規事業を立ち上げ、敵対する上司と向き合い、前に進み続ける背中が描かれています。

日本漫画家協会賞大賞受賞、アニメ化に実写映画化、韓国や台湾ではビジネス書としても読まれた作品です。それだけ、この漫画に描かれた「組織の中で生きる」という普遍的な葛藤が、国境を超えて刺さったということなんですよ。

部長という肩書きは、ゴールじゃなかった。むしろここからが本当の闘いだった——そう気づかされる4巻です。

巻一覧(発売順)4

よくある質問

『部長 島耕作』は全何巻?

全4巻で完結済みです。

『部長 島耕作』の作者は誰?

弘兼憲史先生の作品です。

『部長 島耕作』の出版社は?

講談社から出版されています。