ジャングル大帝』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

アフリカのジャングルに、人間の銃弾に倒れたライオン・パンジャがいた。その妻は捕らえられ、ロンドンへ送られる船中で白い子ライオン・レオを産む。母は我が子を海へ逃がし、レオは独りアフリカを目指す。やがてジャングルの王となったレオは、人間と心を通わせるため言葉を学び始める。日本人少年ケン一との出遇い、ライヤとの結婚、二児の父となる喜び、そしてジャングルを襲う死斑病——。白いライオンが背負う宿命は、人間と動物の境界線上で揺れ動く。

1950年から「漫画少年」誌に連載されたこの作品は、『鉄腕アトム』と並ぶ手塚治虫初期の代表作である。人間への憧れと野生の本能の狭間で葛藤する主人公像は、後の『火の鳥』に通じる生命観の萌芽を見せる。父の死、母との別離、理想郷の建設と挫折——物語は単純な勧善懲悪を拒み、生存の厳しさと文明への問いを幼い読者に突きつけた。小学館クリエイティブから刊行された既刊3巻には、第1回手塚治虫文化賞を受賞した全編が収録されている。1965年のカラーアニメ化は日本初の試みとして知られ、1997年には実写映画化もされた。

戦後の焼け跡から立ち上がった少年少女たちが夢中になった白いライオンの物語は、70年以上を経た今も色褪せません。既刊3巻、ぜひ手に取ってみてください。

まだ読んでいないあなたへ

1950年から連載開始。

この作品、70年以上も前に描かれたものなんです。

父を人間に殺され、母も船の沈没で失った白いライオンの子・レオが、たった一人でアフリカのジャングルを目指す。そこから始まる物語なんですが、レオがやろうとしているのは、ただ生き延びることじゃないんです。人間と心を通わせるために、言葉を覚える。ジャングルの王として仲間を守りながら、人間を憎まない道を選ぶ。両親を奪った相手を憎まず、理解し合おうとする、その決意の重さ。

レオは結婚し、子を持ち、父親になります。でも平和な日々は続かない。仲間が死斑病で次々と倒れ、子どもは興行師にさらわれ、人間の頼みを聞くために危険な山へ向かわなければならない。守りたいものが増えるたび、レオの選択は苛酷になっていくんです。

手塚治虫が「鉄腕アトム」と同時期に描いていたこの作品、実は命と共生というテーマを、ここまで正面から問いかけているんですよ。人間と動物、文明と自然、憎しみと理解。レオが出す答えに、あなたは何を思うでしょうか。

既刊3巻。第1回手塚治虫文化賞受賞作です。

巻一覧(発売順)2

ジャングル大帝 第1巻の表紙画像

第1巻

1999年08月07日頃

▼第1話/パンジャの死▼第2話/レオの誕生▼第3話/アデンにて▼第4話/月光石の秘密▼第5話/アフリカ第一歩▼第6話/ジャングル交響曲▼第7話/アンドロクレスの伝説▼第8話/女王コンガ▼第9話/ドンガ続きを読む

▼第1話/パンジャの死▼第2話/レオの誕生▼第3話/アデンにて▼第4話/月光石の秘密▼第5話/アフリカ第一歩▼第6話/ジャングル交響曲▼第7話/アンドロクレスの伝説▼第8話/女王コンガ▼第9話/ドンガ河のほとりにて▼第10話/コンガの涙 ●登場人物および動物/レオ(全身が白い言葉をしゃべるライオンで、ジャングルの王)、ライヤ(レオの恋人)、パンジャ(レオの父親。人間の手によって殺されてしまう)、ケン一(レオのよき理解者である日本人) ●あらすじ/アフリカのジャングルには、草原に住むはずのライオン・パンジャが暮らしていた。パンジャはジャングルに住む動物たちを守る役目をしていた。パンジャは、ジャングルの平和な生活を乱す、人間や、その人間になついてしまった家畜を憎んでいた。一方、人間たちは家畜を襲うパンジャを捕えようと躍起になっている。ある日人間たちは、パンジャの妻を罠にかける。必死に彼女を助けようとするパンジャ。だが、遂に銃で撃たれてしまう……(第1話)。▼人間に捕えられ、アフリカからは遠いロンドンへの動物園へ送られることになったパンジャの妻。その船の中で、彼女は赤ちゃんライオン・レオを出産した。動物園で無様な生き方を子供にさせたくはないと考えた母親は、レオ一人を脱出させる。一人、アフリカを目指し海を漂うレオ。この頃母親は、途中の嵐で、船が沈没してしまい、死んでしまっていたのだった(第2話)。 ●本巻の特徴/本巻では、レオが誕生し、父親の跡を継いで、ジャングルの王となる。その中でレオは、言葉をしゃべることができたら、人間と心を通じあわせることができると考え、言葉の勉強を始めるのであった。

ジャングル大帝 第2巻の表紙画像

第2巻

1999年08月07日頃

▼第10話/戦闘▼第11話/幼いものたち▼第12話/ふるさとをすてて▼第13話/ダンディ・アダムという男▼第14話/レオの宮殿▼第15話/ニューヨークにて▼第16話/死斑病▼第17話/ムーン山に関する続きを読む

▼第10話/戦闘▼第11話/幼いものたち▼第12話/ふるさとをすてて▼第13話/ダンディ・アダムという男▼第14話/レオの宮殿▼第15話/ニューヨークにて▼第16話/死斑病▼第17話/ムーン山に関する記録▼第18話/ルネ故郷に帰る▼第19話/ビッグ・クレバス▼第20話/氷の地獄▼第21話/大団円 ●登場人物および動物/レオ(全身が白い言葉をしゃべるライオンで、ジャングルの王)、ライヤ(レオの恋人)、ケン一(レオのよき理解者である日本人。ジャングルに置き去りにされ、レオとともに生活することに)、コンゴ(ジャングラ族を統治する女王。その正体は、ケン一とともにジャングルに置き去りにされた少女、メリー)、ヒゲオヤジ(ケン一のおじ。ジャングルで消息を絶ったケン一を探している) ●あらすじ/ピグミーの村で暮らしていたレオは、村に戻ったライヤと再会。レオは彼女から仲間たちが不安な生活を送っていることを聞き、ジャングルに戻ることを決意する。一方、ケン一はジャングラ族の女王・コンゴに捕らえられたヒゲオヤジを救出に行くが、反対に捕らえられてしまった。勢いを得たコンゴは、川下のレオの土地に総攻撃をかける。ジャングラ族の大軍に押され、ジャングルを捨てて退却するレオたち。と、その時……!(第10話)▼ライヤと結婚したレオは、二児の父親となった(第11話)。子煩悩ぶりを発揮するレオだがった、平和な日々は長くは続かなかった……(第12話)。▼この巻の特徴/人間の世界に憧れ、一人旅立ったルネは、興行師に捕えられサーカスで働かされる(第13、15話)。ルネを失い、悲しみに暮れるレオたちを、ジャングル特有の難病・死斑病が襲う。なすすべもなく、次々と仲間を失うレオ。だが、偶然その地を訪れたヒゲオヤジたち調査隊により、全滅の危機を免れるのだった(第16話)。人間たちの頼みを何でも聞く、と誓ったレオは、ジャングルの奥深くにある幻の山・ムーン山への案内役を引き受ける。そして……。 ●その他の登場人物および動物/パンジャ(全身が白毛で覆われたライオン。レオの父親だったが、人間の手により殺された)、リヨーナ(ピグミーの村のひとつで神として崇められている白い雌ライオン。パンジャの姪)、ココ(物まね上手なオウム。口うるさいが、いつもレオのことを心配している)、トミー(レオと行動を共にするシカ。帽子をかぶっている

よくある質問

『ジャングル大帝』は全何巻?

全2巻で完結済みです。

『ジャングル大帝』の作者は誰?

手塚治虫先生の作品です。

『ジャングル大帝』の出版社は?

小学館から出版されています。