鉄腕アトム』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

累計発行部数 1億部

アトム

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

科学省長官・天馬博士によって生み出されたロボット少年アトムは、10万馬力の力を持ちながら人間の心を求め続ける。人間とロボットが共存する未来の世界で、彼は数々の事件や冒険に立ち向かい、時に人間以上の「人間らしさ」を見せる。正義のために戦い、友情を知り、成長していくアトム。その姿は、科学技術と人間性の間で揺れ動く存在そのものだった……。

手塚治虫が1952年から16年にわたって描き続けた本作は、日本の漫画史における最重要作品の一つです。『ジャングル大帝』『ブラック・ジャック』『火の鳥』など数多くの名作を生んだ手塚の代表作中の代表作であり、1963年には国産初の連続TVアニメとして映像化され、漫画とアニメの両面から戦後日本の大衆文化を牽引しました。ロボットを主人公に据え、科学技術の発展と倫理の問題を真正面から問いかける姿勢は、後のあらゆるロボット漫画の原点となっています。単なる勧善懲悪の冒険活劇ではなく、人間とは何か、生命とは何かを問い続けた物語の射程は、今なお色褪せることがありません。

全21巻という分量の中に、手塚治虫という作家の圧倒的な想像力と思想が凝縮されています。日本漫画の礎を築いた金字塔を、ぜひその手で確かめてください。

まだ読んでいないあなたへ

1952年から16年間。

日本の漫画史が、この作品を境に塗り替わったんです。

10万馬力のロボット少年が活躍するSF冒険譚と聞けば、単なるヒーロー物語を想像するかもしれません。でも手塚治虫が21巻かけて描いたのは、もっと根源的な問いでした。心を持つロボットは「人間」なのか。科学が進めば進むほど、人間とは何なのかが分からなくなっていく。アトムという存在を通して、読者は自分が何者なのかを突きつけられるんです。

驚くのは、70年以上前の作品なのに、まるで今日の話をしているように感じること。AI、ロボット工学、人間性の境界線——現代社会が直面している問題が、既にこの漫画には全部あるんですよ。手塚治虫という人は、未来を見る目を持っていた。いや、未来を「作った」と言うべきかもしれません。

「ブラック・ジャック」や「火の鳥」で知られる漫画の神様が、この作品でやりたかったのは、派手なアクションじゃない。ロボットと人間が共に生きる世界で、何を守り、何と戦うべきなのか。その答えを探す旅なんです。アトムは戦うたびに、誰かのために力を使うたびに、成長していきます。それは機能のアップデートじゃなく、心の成長。読んでいると、金属の体に宿った魂の叫びが聞こえてくる。

全21巻という物語の積み重ねが、結局何を読者に残すのか。それは読んでみないと分かりません。ただ、日本中の漫画家がこの作品に影響を受けたという事実が、その答えを物語っています。手塚治虫文化賞を受賞し、世界中で翻訳され、今も読み継がれているのには理由があるんです。

漫画がただの娯楽じゃなく、人生を変える力を持つと信じたいなら。原点を知ってください。

巻一覧(発売順)21

よくある質問

『鉄腕アトム』は全何巻?

全21巻で完結済みです。

『鉄腕アトム』の作者は誰?

手塚治虫先生の作品です。

『鉄腕アトム』の出版社は?

秋田書店(サンデーコミックス)から出版されています。