『ブラック・ジャック(全17巻セット)』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
無免許医として法外な報酬を要求しながら、あらゆる難手術を成功させる天才外科医ブラック・ジャック。顔に傷痕を持つ彼の元には、医学界が見放した患者たちが次々と訪れる。生命と金、正義と倫儀、救うべき命と救えない命——手術台を舞台に、人間の尊厳と欲望が交錯する。
手塚治虫が『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』で確立した少年漫画の王道から大きく舵を切り、1973年に発表した本作は、医療という題材を通じて人間存在の根源に迫る異色作だ。一話完結形式でありながら、生と死、愛と憎悪、科学と倫理といった普遍的テーマを一貫して描き続けた構成力は圧巻である。秋田書店での連載は1978年まで続き、全17巻という規模で展開された。第1回手塚治虫文化賞を受賞し、1993年にはアニメ化、2004年には実写映画化もされた。世界各国で翻訳・出版され、国境を越えて読み継がれているのは、そこに描かれる人間ドラマが時代や文化を超えた普遍性を持つからにほかならない。
医療漫画の金字塔にして、手塚治虫が到達した境地がここにあります。
まだ読んでいないあなたへ
1973年から5年間、週刊少年誌で連載された医療漫画が、今も読み継がれているんです。
無免許、法外な報酬、顔の半分に走る傷跡——医師免許を持たない天才外科医ブラック・ジャックが、あらゆる困難な手術に立ち向かう物語。彼が扱うのは、他の医者が諦めた症例ばかりなんですよ。報酬は数千万円を要求することもあれば、無償で執刀することもある。その基準は、患者の命の価値ではなく、彼の中にある譲れない何かで決まるんです。
手塚治虫が医学博士号を持っていたことは、この作品を読めばすぐ分かります。手術シーンの緊張感、医療倫理をめぐる葛藤、生と死の境界線——描かれるのは単なる「治す」だけじゃない。金で命を買おうとする権力者、難病の子を抱えた貧しい母親、自分の死に方を選ぼうとする老人。ブラック・ジャックが向き合うのは、人間の尊厳そのものなんです。
全17巻で完結している点も見逃せません。1話完結の短編形式だから、どこから読んでも大丈夫。でも不思議なことに、読み進めるうちにブラック・ジャックという人間の輪郭が、少しずつ浮かび上がってくる。なぜ彼は医師免許を取らないのか。あの傷跡はどこで負ったのか。そして、なぜ彼は命を救い続けるのか。
1978年の連載終了から半世紀近く経った今も、この作品が色褪せないのには理由があります。医療技術は進歩しても、命の重さをどう測るかという問いに、人類はまだ答えを出せていないから。ブラック・ジャックが突きつける問いは、今も私たちの前にあるんです。
手塚治虫文化賞受賞。世界各国で翻訳され、日本漫画の金字塔として読まれ続けている一作です。
巻一覧(発売順)全1巻
よくある質問
『ブラック・ジャック(全17巻セット)』は全何巻?
全1巻で完結済みです。
『ブラック・ジャック(全17巻セット)』の作者は誰?
手塚治虫先生の作品です。
『ブラック・ジャック(全17巻セット)』の出版社は?
秋田書店から出版されています。
