ビッグX』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

ナチスの科学者が遺した謎の薬「ビッグX」。それは人間を巨大化させる力を持つが、その使い方を誤れば世界を破滅に導く。戦争の悲劇を背負った少年が、亡き父の遺志を継ぎ、科学の力と向き合いながら成長していく。巨大化能力という圧倒的なパワーは、果たして正義のために使われるのか……。

手塚治虫が1963年から「少年ブック」で連載した本作は、『鉄腕アトム』で科学と倫理の問題を描いた手塚が、戦争という歴史的文脈をより色濃く反映させた作品です。ナチスという実在の脅威と、巨大化という荒唐無稽なSF設定を組み合わせることで、科学技術が人類にもたらす光と影を少年漫画として昇華している。ヒーロー物の体裁を取りながら、力を持つことの責任と葛藤を描く姿勢は、後の『ブラック・ジャック』や『火の鳥』にも通じる手塚作品の骨格が既に見て取れます。1964年には東京ムービーによってアニメ化され、日本初の本格SFアニメとして海外でも放送されました。

既刊4巻。科学の倫理とヒーローの成長を問い続けた手塚治虫の、もう一つの代表作がここにあります。

まだ読んでいないあなたへ

手塚治虫が1960年代に描いた、戦争と科学の闇を真正面から見据えた作品なんです。

父が遺した「ビッグX」という薬。飲めば巨大化し、超人的な力を得られる。でもこの薬、元はナチスドイツで開発された兵器だったんですよ。主人公の少年は、父の遺志を継ぎ、その力で正義を貫こうとする。けれど手に入れた力は、誰かを守るためのものなのか、それとも人を傷つける呪いなのか——その境界線で彼は何度も立ち止まるんです。

鉄腕アトムやブラック・ジャックを生んだ手塚治虫が、科学の倫理という最も重いテーマに少年漫画として挑んだ作品。力を持つことの怖さ、戦争が残した傷跡、それでも前を向こうとする少年の葛藤。アクションの興奮と、胸が締め付けられるような問いかけが同居しているんです。

1964年にアニメ化され、日本初の本格SFアニメとして海外でも放送されました。手塚作品が世界に広がるきっかけにもなった一作。

全4巻。巨匠が「力とは何か」を描き切った、今こそ読むべき傑作です。

巻一覧(発売順)4

よくある質問

『ビッグX』は全何巻?

全4巻で完結済みです。

『ビッグX』の作者は誰?

手塚治虫先生の作品です。

『ビッグX』の出版社は?

秋田書店(サンデーコミックス)から出版されています。