『項羽と劉邦()』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
秦の始皇帝が中華を統一した後、その圧政に民は喘いでいた。始皇帝の死後、楚の武将・項羽と、農民出身の劉邦が反乱軍を率いて立ち上がる。圧倒的な武力で敵を蹴散らす項羽。人望と策略で勢力を拡大する劉邦。やがて二人は覇権を争う宿敵となり、天下分け目の戦いへと突き進んでいく……。
横山光輝が『三国志』に先駆けて描いた中国史大河ロマンだ。『鉄人28号』でSF少年漫画の金字塔を打ち立てた作者が、1970年代前半に『Comic Tom』誌上で連載し、第1回日本漫画大賞を受賞した歴史劇である。項羽の豪快さと劉邦の老獪さという対照的な二人の英雄を軸に、范増や韓信といった名軍師たちの策謀が交錯する。横山作品の特徴である明快な線と構図は、白兵戦の迫力と権謀術数の緊張感を両立させ、少年読者にも複雑な歴史を理解させる。後の『三国志』ほどの知名度はないが、この作品で培われた「群像劇としての歴史漫画」の手法が、横山史劇の真骨頂を形成したのです。中国や台湾でも翻訳され、アニメ化・映画化もされた。
楚漢戦争という、勝者が決まっている歴史だからこそ、敗者の悲劇が際立ちます。既刊12巻、横山史劇の原点がここにあります。
まだ読んでいないあなたへ
日本漫画大賞の第1回受賞作。
横山光輝が「三国志」の前に描いた、もう一つの中国史大河なんです。
秦の始皇帝が死んだ瞬間、中国全土が沸騰します。各地で蜂起する英雄たち。その頂点を目指して走り出した二人の男がいる。一人は楚の貴族の血を引く項羽、もう一人は村の顔役に過ぎなかった劉邦。生まれも性格も何もかも違う二人が、最後には天下を二分して激突するまでを、横山光輝が12巻で描き切っているんですよ。
この作品、登場人物の「人間の業」を容赦なく見せてくれます。項羽の圧倒的な武勇、そして致命的な誇り高さ。劉邦の狡猾さ、でもそこに見え隠れする人を惹きつける何か。どっちが正義でどっちが悪かなんて単純な話じゃない。権力を掴もうとする者たちの、剥き出しの欲望と矜持が、戦場で、宮廷で、酒宴の席で次々と炸裂していくんです。
「鉄人28号」の横山光輝が、なぜここまで人間の暗部を描けるのか。ページをめくるたびに、裏切りが、忠義が、野心が、絡み合って転がり続ける。勝者が決まるその瞬間まで、目が離せなくなります。
既刊12巻。「三国志」と並ぶ、横山光輝の歴史漫画の傑作です。
巻一覧(発売順)全12巻
よくある質問
『項羽と劉邦()』は全何巻?
全12巻で完結済みです。
『項羽と劉邦()』の作者は誰?
横山光輝先生の作品です。
『項羽と劉邦()』の出版社は?
潮出版社(潮漫画文庫)から出版されています。











