『史記 愛蔵版』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
刊行ペース
平均: 約31日間隔
直近: 約31日間隔
この作品について
秦の滅亡後、項羽と劉邦という二人の英傑が天下の行方を争う。だが、新王朝が興った後も内戦の火は絶えず、古代中国は激動の時代を迎える。やがて漢は最盛期を迎えるが、呂氏の陰謀、呉楚七国の乱と、権力闘争は止まることを知らない。本巻に収められた「列伝」では、歴史に名を残さなかった侠客たちの生き様が描かれる。命を賭して義に殉じた名もなき者たちの物語……。
横山光輝が『三国志』で日本漫画家協会賞優秀賞を受賞したのは1991年。その横山が司馬遷の『史記』に挑んだのが本作です。「国士無双」「背水の陣」「四面楚歌」といった故事成語が生まれた場面を、横山の手堅い演出で読ませる構成は見事というほかありません。『三国志』で培った大河ドラマの手法が、ここでも遺憾なく発揮されています。特筆すべきは完結巻後半に収められた「列伝」でしょう。大侠客朱家、酷吏蒼鷹といった、正史にわずかな記述しか残らない人物たちを、横山は一人ひとり丁寧に描き出しました。歴史の表舞台に立つ英雄だけでなく、時代の影で生きた者たちの姿が、この愛蔵版全5巻には刻まれています。
故事成語の源流を辿りたい方も、横山光輝の歴史劇を堪能したい方も、手に取る価値のある一冊です。
まだ読んでいないあなたへ
「国士無双」「背水の陣」「四面楚歌」──これ全部、この漫画の中で生まれた言葉なんです。
横山光輝が『三国志』で日本漫画家協会賞を獲った後に描いた、もう一つの中国史大作。『史記』という司馬遷が書いた歴史書を、あの『鉄人28号』の作者が全5巻の漫画にしたんですよ。項羽と劉邦が中心なんですが、読んでいくと気づくんです。これ、勝者だけの物語じゃないって。
劉邦が漢を興すまでの激動を描いた前半もすごいんですが、完結巻の後半に収録された「列伝」がもう、本当に。歴史書には名前すら残らなかった侠客たちが、命を懸けて誰かを守ろうとした瞬間が、短編で8話も入ってるんです。大義のために死んだ英雄じゃなくて、ただ目の前の人を見捨てられなかった名もなき人間の話。
横山光輝って人は英雄を描く天才だと思ってたんですが、違ったんですね。歴史の表舞台から転げ落ちていく人間の、最後の一瞬の輝きを描く天才だったんです。韓信が国士無双と呼ばれるまでの屈辱も、呂后が専横に走る理由も、全部この人の筆にかかると「そうするしかなかった人間」として立ち上がってくる。
愛蔵版で読みやすくなった今、2000年前の中国で生きて消えた人たちの声が、驚くほど近くで聞こえるんです。
巻一覧(発売順)全5巻
よくある質問
『史記 愛蔵版』は全何巻?
全5巻で完結済みです。
『史記 愛蔵版』の最新刊は?
最新刊は第5巻(1月30日(金)発売)です。
『史記 愛蔵版』の次巻はいつ?
次巻の発売日は未発表です。直近の刊行ペースは約31日間隔です。
『史記 愛蔵版』の作者は誰?
横山光輝先生の作品です。
『史記 愛蔵版』の出版社は?
小学館(ビッグ コミックス)から出版されています。




