『八百夜』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
刊行ペース
平均: 約411日間隔
直近: 約365日間隔
この作品について
トオワの国の若き王・アケトは、正式な王となるため「王の間」の儀式に臨まなければならない。だが、先王である父クロイズは、その儀式の後に変わり果て、女性たちを虐殺した末に命を落とした。父への恐怖と儀式への緊張が募る中、側仕えのリカや謎の語り部ヤオといった仲間たちに支えられながら、アケトは儀式の日を迎える。しかし王の間で待っていたのは、光を放つ不思議な女性・ノーナだった。一方、トオワの国に混乱をもたらした存在として、ヤオは民に捕えられてしまう……。
新書館ウィングス・コミックスで展開された本作は、那州雪絵が長年培ってきた少女漫画の文法に、不死や王権といった重厚なモチーフを組み合わせた作品です。幼い王と語り部という構図は一見寓話的ですが、物語が進むにつれ「アケトは女だ」という爆弾が投下され、秘密が秘密を呼ぶ展開へと加速していきます。先王の乱心の真相、ヤオの正体、そして王の間の儀式が持つ意味。これらの謎が収束する過程で、人々の恐れや憎しみ、欲望が交錯し、世界全体が揺れ動く。那州作品らしい緊張感のあるストーリーテリングが、全3巻という密度の中で展開されました。
幼い王を巡る陰謀と、語り部の本当の役目。その真実を見届けてください。
まだ読んでいないあなたへ
全3巻完結。
新書館ウィングス・コミックスで静かに、しかし確実に読者の心を掴んできた那州雪絵の傑作なんです。幼い王と不死の語り部、そして側近たちが織りなす物語は、一見すると王宮ファンタジーの体裁をとりながら、一巻また一巻とページをめくるたびに、予想もしない深淵へと読者を引きずり込んでいきます。
アケトという少年王が「王の間」の儀式に臨むまでを描いた物語。ただそれだけなら、ありふれた成長譚で終わるはずでした。でもこの作品が凄いのは、先王が儀式の後に乱心し女性たちを虐殺した過去、豪雪の中で漏れ出す「アケトは女だ」という一言、そして語り部ヤオが背負う正体不明の罪——これらの「秘密」が幾重にも折り重なって、読めば読むほど真実の輪郭が見えなくなっていくところなんです。
那州雪絵という作家は、説明しすぎない。だから読者は登場人物たちと同じ緊張感の中に放り込まれ、同じように手探りで真相へ近づいていくしかない。恐怖と信頼、憎悪と献身が交錯する雪深い王国で、誰が何を隠し、誰が何を守ろうとしているのか。その答えが最終巻で明かされたとき、あなたは物語のすべてのピースが一つの絵になる瞬間を目撃することになります。
わずか3巻で完結する潔さも見事です。引き延ばさず、必要な場面だけを研ぎ澄まして描く。無駄のない構成だからこそ、一気読みした後の読後感が胸に深く残るんです。
巻一覧(発売順)全7巻
よくある質問
『八百夜』は全何巻?
全5巻で完結済みです。
『八百夜』の最新刊は?
最新刊は第5巻(6月27日(火)発売)です。
『八百夜』の次巻はいつ?
次巻の発売日は未発表です。直近の刊行ペースは約365日間隔です。
『八百夜』の作者は誰?
那州雪絵先生の作品です。
『八百夜』の出版社は?
新書館(ウィングス・コミックス)から出版されています。






