『極彩の家』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
前巻から1042日経過(平均294日間隔)
刊行ペース
平均: 約370日間隔
直近: 約294日間隔
この作品について
極彩寺。そこは色彩の子と呼ばれる者たちが暮らす場所だ。壁画絵師ルカの到来に心躍らせる烏羽、進路に悩む天藍、過去の記憶を呼び覚まされる雪華。寺での穏やかな日常は、やがて外の世界との接触を経て、色彩の子の髪を狙う密売組織の影へと繋がってゆく。体験就労先で出会った謎の女性ノエ、誘拐された天藍、画家イザクに宛てられた手紙の欠片……。
びっけが『Wings』誌上で紡ぐこの作品は、寺院を舞台にした成長譚でありながら、そこに暗い陰謀の気配を忍ばせる構成が巧みです。色彩の子という設定が、少女漫画的な美しさと社会の闇という二面性を自然に結びつけている。烏羽と天藍の外界での就労体験は、彼らの視野を広げると同時に、物語を動かす重要な転機となる。スライス・オブ・ライフの穏やかさと、誘拐や密売といったサスペンス要素が、無理なく同居しているのが新書館ウィングス・コミックスらしい落ち着いた筆致だ。
色と感情が交錯する場所で、少年たちは何を選び取るのか。既刊5巻、物語は新たな局面へ。
まだ読んでいないあなたへ
色を持つ髪の子どもたちが寺で暮らす世界なんです。
極彩寺に壁画絵師として来たルカ、彼を慕う烏羽、青い髪の天藍。彼らが暮らすのは色彩豊かな寺院で、季節の行事や絵の修復、寺の外での就労体験といった日常が丁寧に描かれていくんですよ。でもこの世界、色のある髪を持つ子どもたちは特別視されていて、その髪が密売されるという暗い側面も抱えている。寺は彼らを守る場所なんです。
烏羽と天藍が外の世界で働きはじめたとき、物語は動き出します。出会った女性ノエが天藍の青髪に異常な関心を示し、やがて天藍は誘拐される。烏羽が見つけた手紙の欠片、奥鉄谷という場所、イザクという画家の名前。断片的な手がかりを追っていくと、この世界の成り立ちと色彩の子たちが背負わされてきた歴史が見えてくるんです。
5巻まで読んで驚くのは、派手な展開がないのに目が離せないこと。寺での穏やかな時間と、水面下で蠢く不穏さの対比が絶妙で、ページをめくる手が止まらなくなります。烏羽が将来を考え悩む姿も、天藍が自分の髪の意味を知っていく過程も、どれも静かだけど心に刺さってくるんですよ。
びっけさんの描く線は繊細で、色を想像させる力があります。タイトル通り「極彩」の世界なのに白黒のページから鮮やかな色が見える気がする、不思議な読書体験でした。
寺という閉じた世界で守られながら、いつか外に出ていく子どもたち。その一歩が何を意味するのか、既刊5巻を手に取って確かめてください。
巻一覧(発売順)全13巻
よくある質問
『極彩の家』は全何巻?
現在7巻まで刊行中です。
『極彩の家』の最新刊は?
最新刊は第10巻(5月26日(金)発売)です。
『極彩の家』の次巻はいつ?
次巻の発売日は未発表です。直近の刊行ペースは約294日間隔です。
『極彩の家』の作者は誰?
びっけ先生の作品です。
『極彩の家』の出版社は?
新書館(ウィングス・コミックス)から出版されています。












