機動警察パトレイバー』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

国家規模の再開発「バビロンプロジェクト」が進む近未来の東京。工事用巨大ロボット・レイバーが普及した結果、レイバーを使った犯罪が続発する。警視庁は対抗策として特車部隊、通称「パトレイバー」を創設した。新米パイロット・泉野明は愛機イングラム、そして個性豊かな仲間たちとともに、日々の事件に立ち向かっていく……。

ゆうきまさみといえば『究極超人あ〜る』で知られるが、本作は週刊少年サンデー連載のロボットアクション。軍事用レイバー「ブロッケン」、シャフトの秘密兵器「グリフォン」といった強敵が次々と現れ、野明のイングラムとの死闘が描かれる。だが本作の真骨頂は、巨大ロボットというガジェットを「警察の装備」として扱った点にあります。派手な戦闘シーンの合間に挟まれる日常、組織の論理、予算の制約。SFアクションでありながら職業ドラマとしての質感を持ち、第35回星雲賞メディア部門を受賞したのも頷ける。後年の『鉄腕バーディー』へと続く、作者の「日常と非日常の境界線」を描く手腕は、すでにこの時点で完成されていた。

Production I.G制作のアニメ、実写映画化と展開し、海外でも高い評価を得た本作。ロボットものの新しい地平は、ここから始まったのです。

まだ読んでいないあなたへ

巨大ロボットが工事現場で働く近未来で、警察が犯罪に使われるロボットと戦う話——この設定だけ聞くと「ロボットアクション」で済むはずなんです。

でも『機動警察パトレイバー』は、まったく違う。

舞台は1990年代末の東京。国家プロジェクト「バビロンプロジェクト」で建設ラッシュに沸く街で、レイバーと呼ばれる作業用ロボットが暴走したり犯罪に使われたりする。それに対抗するため警視庁が作ったのが特車二課、通称「パトレイバー」。主人公の泉野明は、愛機イングラムに乗り込んで、この混沌とした街を守るんです。

この作品の凄みは「リアルな警察ドラマ」と「ロボットバトル」を両立させているところなんですよ。相手は時に軍事用レイバー「ブロッケン」、時に謎の企業が送り込む高性能機「グリフォン」。でも野明たちは超人じゃない。整備班と連携し、予算を気にし、上司に怒られながら、それでも目の前の事件に立ち向かう。その泥臭さが、妙に胸に響くんです。

ゆうきまさみが描くのは「ヒーローの物語」じゃなくて「働く人々の物語」なんです。レイバーという道具があって、それを使う人間がいて、その人間が悩んで笑って成長していく。コメディとシリアスが絶妙に混ざり合って、読後には「仕事って、こういうことだよな」と妙に納得してしまう。

既刊5巻。星雲賞受賞、アニメ化・実写映画化された伝説的作品です。ロボットものの枠を軽々と超えて、人間を描き切った傑作を、ぜひ手に取ってみてください。

巻一覧(発売順)11

よくある質問

『機動警察パトレイバー』は全何巻?

全11巻で完結済みです。

『機動警察パトレイバー』の作者は誰?

ゆうきまさみ先生の作品です。

『機動警察パトレイバー』の出版社は?

小学館から出版されています。