水の森綺譚』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

坂田靖子が1989年から「Asuka」に連載した異色のファンタジー。水の森を舞台に、少女たちの成長と冒険が描かれる。第1回日本ファンタジー大賞を受賞した本作は、当時の少女漫画としては珍しい本格的なファンタジー世界の構築で注目を集めた。友情と試練を通じて変化していく登場人物たちの姿が、幻想的な舞台設定の中で展開していく……。

坂田靖子といえば「パパゲーノ」「シマウマ」など、独特の詩情と静謐な画面構成で知られる作家だ。本作も例に漏れず、幻想性を前面に押し出した作風が特徴です。1989年という、少女漫画におけるファンタジージャンルの黎明期に日本ファンタジー大賞を受賞したことは、単なる娯楽作品としてではなく、ファンタジー文学としての評価を得た証でもある。成長と友情という普遍的なテーマを、水の森という象徴的な舞台で描き切った手腕は、現在の異世界ファンタジーとは一線を画す文学性を備えています。

潮漫画文庫で全3巻。80年代少女漫画ファンタジーの到達点を、いまこそ手に取る価値があります。

まだ読んでいないあなたへ

第1回日本ファンタジー大賞受賞作です。

この賞は小説部門だけじゃないんです。漫画でファンタジー大賞を獲るって、どれだけの完成度なのか。坂田靖子という名前を知らなくても、この事実だけで手に取る価値があるんですよ。

1989年から1990年にかけて「Asuka」で連載されたこの作品、30年以上経った今も色褪せない理由があります。それは「幻想的」という言葉の安売りをしていないから。坂田靖子が描く世界は、ふわふわした雰囲気だけのファンタジーじゃなくて、ちゃんと物語の骨格があるんです。

既刊3巻という長さも絶妙で、読み始めたら一気に読める。週末の午後に開いたら、気づいたら夕暮れ時。そういう没入感があります。

少女漫画という枠に収まりきらない普遍性が、この作品にはあるんです。「シマウマ」や「パパゲーノ」といった他の坂田作品を知っている人なら、あの独特の空気感がこの作品でどう結実しているか、確かめずにはいられないはず。

日本ファンタジー大賞が認めた、本物の幻想世界。潮漫画文庫で手に入る今のうちに読んでください。

巻一覧(発売順)3

よくある質問

『水の森綺譚』は全何巻?

全3巻で完結済みです。

『水の森綺譚』の作者は誰?

坂田靖子先生の作品です。

『水の森綺譚』の出版社は?

潮出版社(潮漫画文庫)から出版されています。