『グラゼニ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
プロ野球選手・凡田夏之介は入団8年目、年俸1800万円の左サイドスロー中継ぎ投手。華やかに見える球界も、蓋を開ければ下は240万から上は数億までの完全格差社会だ。凡田が持つ特技は、全球団の1軍選手の年俸を暗記していること。マウンドに立つたび、対戦する打者の年俸が脳裏をよぎる。自分の10倍稼ぐ1歳違いの選手が試合前夜に豪遊している姿を見れば、意識せずにはいられない。チームメイトが女子アナやモデルと結婚する中、凡田が足しげく通うのは唐揚げチャーハンの店……。
森高夕次が描くのは、スポーツ漫画でありながら徹底して「銭」にこだわった異色作です。モーニング誌上で2008年から連載され、第34回講談社漫画賞を受賞。アニメ化・実写映画化も果たし、韓国・台湾・アメリカなど海外でも翻訳出版されています。野球の技術論や熱血ドラマではなく、年俸という数字で選手の序列が決まる現実を、凡田の視点から淡々と、時にユーモラスに描く。年俸格差が生む葛藤、プライド、そして生活感。これまで語られることの少なかった「プロ野球選手の経済事情」に焦点を当てた点で、野球漫画の新境地を開いた作品と言えるでしょう。
グラウンドに埋まっている銭を、凡田はどう掘り起こすのか。既刊3巻、まずはここから覗いてみてください。
まだ読んでいないあなたへ
年俸1800万円。
プロ野球選手と聞いて思い浮かべる華やかな世界とは、ちょっと違う数字なんです。凡田夏之介、プロ入り8年目の中継ぎ左腕。彼が球場で一番気にしているのは、対戦相手の年俸なんですよ。1対10。自分と1歳違いで10倍稼いでいる選手が、試合前にクラブで豪遊している。その事実を知りながらマウンドに立つ気持ち、想像したことありますか。
「グラゼニ」が描くのは、格差社会としてのプロ野球なんです。下は240万から上は数億まで。完全実力主義の世界で、年俸が人間の序列を決める。エースは女子アナと結婚し、仲間はモデルやスチュワーデスを連れている。じゃあ1800万の自分は? 夏之介が足しげく通う場所のヒントは「唐揚げチャーハン」。このリアルさ、笑えるけど笑えないんです。
サイドスローという武器と、全球団の選手の年俸をソラで言えるという特技だけで、凡田は必死に這い上がろうとしている。一軍に残るために、もう少し稼ぐために、認められるために。彼の戦いは、派手なホームランでも完全試合でもない。もっと泥臭くて、もっと人間くさい。
プロ野球を「夢の世界」としてじゃなく、「超格差社会のサバイバル現場」として見せてくれる作品なんです。華やかなスポットライトの外で、中継ぎ投手がどう生き延びているのか。その視点が、たまらなく面白い。既刊3巻、第34回講談社漫画賞受賞作です。
巻一覧(発売順)全3巻
よくある質問
『グラゼニ』は全何巻?
全3巻で完結済みです。
『グラゼニ』の最新刊は?
最新刊は第3巻(3月20日(金)発売)です。
『グラゼニ』の作者は誰?
森高夕次先生の作品です。
『グラゼニ』の出版社は?
講談社から出版されています。