『17歳の塔 プチキス』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
中高一貫の女子校。容姿端麗な高瀬理亜は、クラスの頂点に君臨し、取り巻きたちを従えている。その中に、あか抜けない少女・小田嶋美優がいた。犬のように自分の後を追う小田嶋に快感を覚える理亜だったが、次第にクラスに馴染み存在感を増していく小田嶋と衝突し、頂点から転落する。理亜を追い落とした小田嶋に取り入ろうとする沢田茉夏、序列争いの激しいクラスで平穏に過ごそうとする徳岡しのぶ——それぞれの視点から、女子校内のヒエラルキーと心理戦が描かれていく。
藤沢もやしは本作がデビュー作であり、第1回プチキス新人漫画賞で佳作を受賞した。新人らしからぬ筆致で、女子特有の「序列への執着」を容赦なく掘り下げている。オムニバス形式を採用し、各巻で視点人物を変えることで、同じ教室の出来事が全く異なる色彩を帯びる構成が巧みです。理亜の転落後、茉夏は小田嶋の信頼を得るため何でもしようと誓い、しのぶの3人グループにも微妙な駆け引きが渦巻く。誰もが「自分は普通」と思いながら、誰かを踏み台にしようとする心理が、痛々しいほどリアルに描写される。
思春期の自己愛と承認欲求が生む地獄を、これほど冷徹に見つめた作品は稀です。既刊3巻、講談社の「Hatsu Kiss」掲載。女子校の日常に潜む闇を、あなたも覗いてみませんか。
まだ読んでいないあなたへ
女子校の教室で繰り広げられる「序列」の話なんです。
高瀬理亜は美人でクラスのトップにいる。誰もが彼女の一挙手一投足に注目し、彼女の機嫌を伺う。その取り巻きの中に、あか抜けない少女・小田嶋美優がいました。犬のように従う小田嶋を見下しながら、理亜は優越感に浸っていた。ところが、その小田嶋がクラスに馴染み始め、存在感を増していく。そして、理亜の座は揺らぎ、転落していくんです。
この作品が恐ろしいのは、理亜が転落した後も物語が続くことなんですよ。次の巻では、元・理亜の取り巻きだった沢田茉夏が主人公になる。彼女は慌てて小田嶋に取り入ろうとし、小田嶋の信頼を得るためなら何でもしようと心に誓う。さらに次の巻では、そんな序列争いの渦中で平穏に過ごしていたはずの徳岡しのぶの3人グループにも、微妙な駆け引きが潜んでいることが明らかになっていくんです。
オムニバス形式で、視点を変えながら同じクラスを描いていく構成。誰かの「頂点」は誰かの「屈辱」で、誰かの「平穏」は誰かの「我慢」の上に成り立っている。思春期の女子が抱える承認欲求と不安、そして誰の心にも巣食う「序列を意識せずにはいられない自分」を、容赦なく炙り出してくる作品なんです。
藤沢もやしのデビュー作にして、第1回プチキス新人漫画賞佳作受賞作。既刊3巻。読み終わった後、自分の学生時代を思い出して身が竦む、そんな体験があなたを待っています。
巻一覧(発売順)全3巻
よくある質問
『17歳の塔 プチキス』は全何巻?
全3巻で完結済みです。
『17歳の塔 プチキス』の最新刊は?
最新刊は第3巻(2月13日(金)発売)です。
『17歳の塔 プチキス』の作者は誰?
藤沢もやし先生の作品です。
『17歳の塔 プチキス』の出版社は?
講談社から出版されています。