『BLAME!』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
極限まで発達したインターネット世界。かつて「統治局」が正規アクセス者の要望を完璧に叶えていた理想世界は、破局によって一変した。人々はアクセス権を失い、「セーフガード」が不正規アクセス者を容赦なく駆除する危険な場所へと変貌する。探索者・霧亥は「統治局」への再アクセスを可能にするため、何千フロアもの超構造体を放浪し、「感染前」の「ネット端末遺伝子」を求める。果てしなく続く構造体の中で、彼は何を見出すのか……。
弐瓶勉がアフタヌーンで1998年から2003年まで連載した本作は、第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞し、後に『シドニアの騎士』で再び脚光を浴びる作家の原点となった作品です。ネットワーク社会の行き着く先を、極端なまでに純化したSF設定と、圧倒的な画力で描き切る。対話は最小限、説明も省かれ、読者はただ荒廃した世界の断片を拾い集めながら物語を追うことになる。この不親切さこそが、逆説的に作品世界への没入を深めます。2017年にはポリゴン・ピクチュアズによってアニメ化され、海外でも英語版やフランス語版が出版されるなど、国際的な評価を確立しました。
言葉による説明を拒む画面構成、終わりの見えない構造体の垂直性、人間性の希薄な主人公。すべてが異質で、すべてが新しい。この孤独な旅路に、あなたも同行してみてください。
まだ読んでいないあなたへ
言葉が、ない。
この漫画を開くと、あなたが知っている「漫画」の概念が音を立てて崩れていくんです。セリフは最小限。説明はほぼゼロ。ページを埋め尽くすのは、果てしなく続く巨大構造物の闇と、そこを黙々と歩く一人の男。読んでいるうちに気づくんです。この沈黙こそが、言葉では表せない絶望と孤独を伝えているんだって。
舞台は、人類が築き上げたネットワークと超構造体が暴走して、もう何千年も勝手に増殖し続けている世界。人間は市民権を失い、システムに「不正規アクセス者」として排除される側に回った。主人公の霧亥は、人類を救うかもしれない遺伝子を求めて、終わりの見えない階層をただひたすら探索している。それだけ。でも、そのシンプルな設定の中に、圧倒的なスケールと静謐な狂気が詰まってるんです。
弐瓶勉の描く構造物は、見たことのない異質さで迫ってきます。どこまでも続く巨大な壁、意味不明な機械、人間なのか機械なのか判別できない生命体。文化庁メディア芸術祭大賞を受賞したこの作品は、「絵で語る」ことの極北を見せてくれる。セリフがないから想像するしかない。空白が多いから、その静寂に自分の呼吸音まで聞こえてくる。
アニメ化もされ、海外でも高い評価を受けているこの作品、既刊は3巻です。読後、あなたの中に広大な空間が残るはずです。それは不安かもしれないし、畏怖かもしれない。でも確実に、あなたが今まで体験したことのない読書体験になる。
静寂の中を、歩いてみてください。
巻一覧(発売順)全3巻
よくある質問
『BLAME!』は全何巻?
全3巻で完結済みです。
『BLAME!』の最新刊は?
最新刊は第3巻(3月9日(月)発売)です。
『BLAME!』の作者は誰?
弐瓶勉先生の作品です。
『BLAME!』の出版社は?
講談社から出版されています。