『おねチャ。(7)』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
この作品について
親の再婚で姉弟となった桃香と冬莉。中高合同の学園祭で実行委員長を務める桃香だが、両者の対立の板挟みで孤立し、ついに限界を迎える。その姿を見た保健室のカンコ先生は、桃香をベッドに横たわらせ、自らの胸に手を引き寄せて──特別な"触診"を施す。傷ついた心は、どこへ導かれるのか。
七竈アンノが2020年からComic Heavenで連載を続ける本作は、義理の姉弟という設定を軸にしながら、成人向けの領域で独自の立ち位置を築いている。既刊8巻を重ねる中で、単なる欲望の発露に留まらず、学園生活の葛藤や人間関係の機微を丁寧に描き込んでいる点が特徴です。本巻では、桃香の奮闘と挫折を通じて、彼女の内面が掘り下げられる。台湾でも翻訳版が人気を博したというのは、こうした感情描写の丁寧さが評価された証左でしょう。保健室という密室で展開される"触診"の顛末が、どう物語を動かすのか。
学園祭の行方と、桃香の願い。この二つが交錯する第7巻です。
まだ読んでいないあなたへ
既刊8巻。
義姉と義弟、二人の距離が絶妙に近いんです。
親の再婚で姉弟になった桃香と冬莉。血が繋がっていないからこその遠慮と、家族だからこその親密さが混ざり合って、二人の関係は「姉弟」の一言じゃ収まらない複雑な温度を帯びているんですよ。桃香は冬莉を大切に思うあまり、自分の限界を超えてでも尽くそうとする。その健気さが、時に彼女を追い詰めてしまう。
この7巻では学園祭の実行委員長を引き受けた桃香が、中高の板挟みで孤立していく様子が描かれます。誰かのために頑張りすぎて、気づいたら誰も味方がいない。そんな八方塞がりの状況で、保健室のカンコ先生が差し出すのは言葉じゃなくて、胸を貸す優しさなんです。「すべて自分にぶつけて」と手を引き寄せる場面、この作品特有の「触れ合いを通じた心の交流」が胸に迫ってきます。
七竈アンノが描くのは、ただのラブコメじゃない。桃香の不器用な献身と、それを見守る冬莉の視線。二人の間に流れる「家族以上、恋人未満」の空気感が、ページをめくる手を止めさせないんですよ。
学園祭はどう決着するのか。桃香の願いは届くのか。義姉と義弟の関係は、この先どこへ向かうのか。答えが気になって仕方なくなる一冊です。
巻一覧(発売順)全1巻
よくある質問
『おねチャ。(7)』は全何巻?
現在1巻まで刊行中です。
『おねチャ。(7)』の最新刊は?
最新刊はおねチャ。(7)(3月29日(金)発売)です。
『おねチャ。(7)』の作者は誰?
七竈 アンノ先生の作品です。
『おねチャ。(7)』の出版社は?
日本文芸社から出版されています。
