江戸前の旬』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

この作品について

築地市場で仲卸業者として働く柳葉旬。彼が扱うのは江戸前寿司の命である魚たち。アジ、キス、小アユ、ゴマサバ——季節ごとに顔を変える旬の食材を見極め、最高のタネへと昇華させる目利きと技術。銀座の寿司職人たちとの交流を重ねながら、旬は江戸前の伝統と誇りを受け継いでいく。

さとう輝が『漫画ゴラク』で1997年から連載し、既刊131巻を数える本作は、料理漫画というジャンルにおいて異例の長寿を誇っています。第1回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞したのは、派手な料理バトルではなく、魚という食材と真摯に向き合う職人の姿勢を描き続けた結果でしょう。コハダの仕込み、マグロの目利き、寿司屋の道具への敬意——毎回のエピソードで語られるのは、効率や利益を追わない、手間を惜しまない仕事の美学です。2015年には映画化もされ、海外でも翻訳版が出版されるなど、日本の食文化を伝える作品として国内外で評価されています。

三日三ヶ月三年。寿司職人の修行に終わりはなく、江戸前の技と心意気もまた更新され続けます。131巻を積み重ねた今もなお連載中の本作は、日本の食文化の奥深さをこれからも描き続けていくはずです。

まだ読んでいないあなたへ

131巻。

1997年から27年以上、たった一つのテーマを掘り続けてこれだけの巻数になる漫画があるんです。それが『江戸前の旬』なんですよ。築地市場の仲卸業者である柳葉旬が、魚と向き合い、寿司と向き合い、人と向き合う。ただそれだけの話が、なぜこんなにも読者を離さないのか。

答えは「本物」だから、なんです。コハダ一つ取っても、仕込みの手間、塩と酢の加減、握る温度、すべてに理由がある。その理由を旬が語るとき、あなたは気づくんですよ。自分が今まで何も知らずに寿司を食べていたことに。アジにも旬がある。キスにも、ゴマサバにも、それぞれの「美味しい瞬間」がある。魚を見る目、選ぶ技術、仕込む執念——それら全てが重なって初めて、カウンター越しに一貫の寿司が置かれるんです。

この作品が第1回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞したのは、技術書としての価値があるからだけじゃありません。旬という男の生き方が、読む者の背筋を伸ばすんですよ。三日で覚え、三ヶ月で身につけ、三年で一人前。江戸前の職人が守ってきた時間軸が、効率や近道ばかり求める現代に、静かに問いを投げかけてくる。

銀座の老舗三代目として、伝統を背負いながら前へ進む。その葛藤と決断の積み重ねが、131巻分詰まっているんです。あなたが次に寿司を食べるとき、見える景色が変わります。保証しますよ。

巻一覧(発売順)71

よくある質問

『江戸前の旬』は全何巻?

現在71巻まで刊行中です。

『江戸前の旬』の作者は誰?

さとう輝先生の作品です。

『江戸前の旬』の出版社は?

日本文芸社から出版されています。