OTOMO THE COMPLETE WORKS』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

まだ読んでいないあなたへ

線の暴力、とでも言うべきか。

大友克洋という名前を知らなくても、どこかで必ず彼の影響下にある作品を見ているはずなんです。この3巻には、一人の漫画家が日本の漫画表現そのものを塗り替えた証拠が詰まっています。

何がすごいって、描線の一本一本に「こう見えるはずだ」という確信があるんです。ビルの質感、機械の重量感、人体の存在感。全てが嘘をつかない。コマの中で空気が動いて、光が当たって、物が壊れる音まで聞こえてくる。こんな画、それまでの日本の漫画になかったんですよ。

収録作を読み進めると分かるんですが、この人は毎回「前回と同じ絵」を描かないんです。常に実験していて、常に上書きしていく。ペンの入れ方、構図の取り方、コマ割りの呼吸。一作ごとに別人が描いたみたいに表現が進化していく様子を、この全集では時系列で追体験できるんです。

そしてSF設定の練り込み方が尋常じゃない。荒廃した未来都市にしても、超能力者の苦悩にしても、「こういうことが起きたら人間はこう動く」という必然性で全てが組み上がっています。だから読後に残るのは「すごい絵を見た」じゃなくて、「人間を見た」なんです。

ページをめくるたび、漫画という表現形式の可能性が更新されていく感覚を味わってください。

著者: 大友 克洋

出版社: 講談社

既刊3巻最新刊: 第2巻5月17日(水)

次巻発売情報

前巻から1010日経過(平均166日間隔)

OTOMO THE COMPLETE WORKS 第2巻の表紙画像

第2巻

5月17日(水)

Amazonで購入

『OTOMO THE COMPLETE WORKS』は大友 克洋による漫画作品。講談社より全3巻で完結済み。

刊行ペース

平均: 約166日間隔

直近: 約166日間隔

巻一覧(発売順)

OTOMO THE COMPLETE WORKS 第1巻の表紙画像

第1巻

12月2日(金)

1988年に劇場公開され、漫画の域を超えてアニメの世界までも革新したアニメ映画版『AKIRA』。本書は、そのアニメ版の製作に使用された膨大な量のレイアウト、原画、原画修正の中から、原作者にして監督も務続きを読む

1988年に劇場公開され、漫画の域を超えてアニメの世界までも革新したアニメ映画版『AKIRA』。本書は、そのアニメ版の製作に使用された膨大な量のレイアウト、原画、原画修正の中から、原作者にして監督も務めた大友克洋自身の手によって描かれたものを、全3巻にまとめたものの第1巻にあたる。レイアウトとは、アニメ本編を構成するシーンの一つ一つに必要な情報を描き込んだもので、アニメを作画する際の設計図となるものである。映画全体を構成するA、B、C、Dの全4パートの「AパートとBパートの序盤」の原画・レイアウトの収録に加えて、それらを基にして出来上がった、数々の名場面の貴重な複製セル画も併録。本作品がアニメ映画の歴史を塗り替え、今日まで世界中を魅了してやまない理由の一つに“動きのすごさ”が挙げられるが、先に刊行された「絵コンテ集」の2冊に続き、今なお先鋭的な表現の製作過程を詳らかに公開するものになっている。美術設定を元に、各カットの背景とキャラの動きが描き込まれた「レイアウト」が、作画監督や美術監督…さらには大友監督自身の手により指示・修正されるという、徹底した工程によって構築された映画版『AKIRA』。その一切の妥協なき画面作りの凄さが、パラパラとページをめくるだけで、1枚1枚連続して動作していく場面から体感できる。ほぼ全編がカラー印刷で、複製セル画も多数収録し、総ページ数は約650pとなる、類例なき造本の一冊。なお、書名の「Layouts & Key Frames」とは「レイアウト&原画」の英語表記である。 ※「OTOMO THE COMPLETE WORKS」第23巻                            P.4「本書の見方」 P.647「A PART」 P.494「B PART」 ※本書は巻末より、めくりながら巻頭に向かって、巻頭からは逆に巻末へとアニメーションの動きを読んで楽しむ新しい構成の書籍です。詳細は本書内の「本書の見方」をご参照ください。

OTOMO THE COMPLETE WORKS 第2巻の表紙画像

第2巻

5月17日(水)

1988年に劇場公開され、漫画の域を超えアニメの世界までも革新したアニメ映画版『AKIRA』。 本書は、その制作に使用された膨大な量のレイアウト、原画、原画修正の中から、原作者にして監督をも務めた大友続きを読む

1988年に劇場公開され、漫画の域を超えアニメの世界までも革新したアニメ映画版『AKIRA』。 本書は、その制作に使用された膨大な量のレイアウト、原画、原画修正の中から、原作者にして監督をも務めた大友克洋自身の手によって描かれたものを、全3巻にまとめたものの第2巻にあたる。 レイアウトとは、アニメ本編を構成するシーンの一つ一つに必要な情報を描き込んだもので、アニメ作画の設計図となるものである。 映画全体を構成するA、B、C、Dの全4パート中の「Bパート(前巻からの続き)とCパートの序盤」の原画・レイアウトの収録に加えて、それらを基にして出来上がった、数々の名場面の貴重な複製セル画も併録。 先に刊行された「絵コンテ集」の2冊に続き、今なお先鋭的な表現の製作過程を詳らかに公開するものになっている。 各カットの背景とキャラの動きが描き込まれた「レイアウト」が、作画監督や美術監督…さらには大友監督自身の手により指示・修正されるという、徹底した工程によって構築された映画版『AKIRA』。 その妥協なき画面作りの凄さが、パラパラとページをめくるだけで1枚1枚連続して動作していく場面から体感できる、類例なき造本の一冊。 前巻と同じく、ほぼ全編がカラー印刷で、複製セル画も多数収録。 今巻は特に、ワンカット内の修正原画を多数連続して収録しており、より詳細な絵の動きを見ることができるが、これにより大友監督がこだわったキャラクターの動き(=演技)のディテールを、さらに理解できる構成になっている。 総ページ数は前巻超えの約710p。 なお、書名の「Layouts & Key Frames」とは「レイアウト&原画」の英語表記である。 ※「OTOMO THE COMPLETE WORKS」第24巻                                   P.4「本書の見方」 P.711「B PART」 P.628「C PART」 ※本書は巻末よりめくりながら巻頭に向かって、その後、巻頭からは逆に巻末へとアニメーションの動きを読んで楽しむ新しい構成の書籍です。詳細は本書内の「本書の見方」をご参照ください。

OTOMO THE COMPLETE WORKS 第3巻の表紙画像

第3巻

2024年11月01日頃

1988年に劇場公開され、漫画の域を超えアニメの世界までも革新したアニメ映画版『AKIRA』。 本書は、その製作に使用された膨大な量のレイアウト、原画、原画修正の中から、原作者にして監督も務めた大友克続きを読む

1988年に劇場公開され、漫画の域を超えアニメの世界までも革新したアニメ映画版『AKIRA』。 本書は、その製作に使用された膨大な量のレイアウト、原画、原画修正の中から、原作者にして監督も務めた大友克洋自身の手によって描かれたものを、全3巻にまとめたものの第3巻(最終巻)にあたる。 レイアウトとは、アニメ本編を構成するシーンの一つ一つに必要な情報を描き込んだもので、アニメ作画の設計図となるものである。 映画全体を構成するA、B、C、Dの全4パート中の「Cパート(前巻からの続き)とDパート」の原画・レイアウトの収録に加えて、それらを基にして出来上がった、数々の名場面の貴重な複製セル画も併録。 先に刊行された「Storyboards(絵コンテ集)1&2」に続き、今なお先鋭的な表現の製作過程を詳らかに公開するものになっている。 各カットの背景とキャラの動きが描き込まれた「レイアウト」が、作画監督や美術監督…さらには大友監督自身の手により指示・修正されるという、徹底した工程によって構築された映画版『AKIRA』。 その妥協なき画面作りの凄さが、パラパラとページをめくるだけで1枚1枚連続して動作していく場面から体感できる、類例なき造本の一冊。 前2巻と同じく今巻も、ほぼ全編がカラー印刷で、複製セル画の収録枚数は全3巻中で最大となった。 折り畳み式の大判ページのサイズも、これまでで最大のものを収録し、総ページ数は約675p。 完結巻ということで、著者による「解説」も巻末に収録した。 なお、書名の「Layouts & Key Frames」とは「レイアウト&原画」の英語表記である。 ※「OTOMO THE COMPLETE WORKS」第25巻 ※本書は巻末より、パラパラ漫画のようにめくりながら巻頭に向かって、巻頭からは反対にというふうに、アニメーションの動きを読んで楽しむ新しい構成の書籍です。詳細は本書内の「本書の見方」をご参照ください。                                   P.4「本書の見方」 P.675「C part」 P.169「D part」 P.672「解説」