『GLOBAL GARDEN()』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
予知能力を持つ少女ルカと、性別を超越した存在である"人造人間"たちが織りなす、壮大な神話的物語。人類の未来を左右する力を秘めた彼らが、古代の謎と現代の陰謀に巻き込まれていく——。
『ぼくの地球を守って』で輪廻転生というモチーフを鮮烈に描き切った日渡早紀が、『CIPHER』で見せた緻密な人間ドラマの手腕をさらに進化させた作品だ。本作の特筆すべき点は、単なるSF設定にとどまらず、ジェンダーや人間の本質といった哲学的テーマを少女漫画の枠組みで昇華させていること。1990年代後半から2000年代初頭にかけて「花とゆめ」で連載され、第25回講談社漫画賞少女部門を受賞している。予知や神話といった要素を軸に、ミステリアスな展開と叙情的なロマンスが幾重にも重なり合う構成は、日渡作品の真骨頂と言える。VIZ Mediaをはじめフランスや台湾でも翻訳され、海外でも高い評価を得た点からも、その普遍的な魅力が伺える。
白泉社文庫で全4巻。日渡早紀の作家性が凝縮された、少女漫画の枠を超える傑作です。
まだ読んでいないあなたへ
『ぼくの地球を守って』の日渡早紀が放つ、予知能力とジェンダーを超えた魂の物語。
この作品、最初のページをめくった瞬間から「普通の少女漫画」じゃないって分かるんです。予知能力を持つ少年の運命が、神話レベルの壮大な謎と絡み合っていく。しかもその過程で「男」「女」という枠組み自体が意味を失っていくんですよ。読んでいるうちに、自分が当たり前だと思っていた境界線が、音もなく溶けていく感覚があります。
日渡早紀の作品って、ただのファンタジーじゃない。『ぼくの地球を守って』で魂の転生を描き切った作家が、今度は「見えてしまう未来」と「性を超えた絆」をテーマに選んだ。4巻という長さながら、SFとミステリーとロマンスが三つ巴で襲ってくる密度なんです。
講談社漫画賞を受賞し、海外でも翻訳されたのは、この作品が持つ普遍性のせいでしょう。予知という能力がもたらすのは希望じゃなくて、抗えない運命への恐怖。それでも人は誰かを愛し、守ろうとする。その切実さが、国境も言語も超えて伝わってしまうんです。
『花とゆめ』連載というレーベルながら、読後に残るのは少女漫画の枠に収まらない余韻。予知と神話、性別を超えた魂の冒険が待っています。
巻一覧(発売順)全4巻
よくある質問
『GLOBAL GARDEN()』は全何巻?
全4巻で完結済みです。
『GLOBAL GARDEN()』の作者は誰?
日渡早紀先生の作品です。
『GLOBAL GARDEN()』の出版社は?
白泉社(白泉社文庫)から出版されています。



