『獣王星()』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
25世紀、スペースコロニーに住む双生児トールとラーイは、ある日突然両親を惨殺され、死刑星キマエラへと落とされる。そこは極寒の「夜」が訪れる過酷な環境。生き延びるため、少年たちは逞しく成長していく。やがてトールは「獣王」にまつわる秘密を知り、自分たちをここへ落とした人物・オーディンへの憎しみを募らせていくが……。
樹なつみは『海の闇、月の影』で知られる作家だが、本作は彼女が少女漫画の枠組みでSFサバイバルに挑んだ意欲作である。LaLa連載作品としては異色のハードな設定ながら、第25回講談社漫画賞少女部門を受賞。2006年にはマッドハウスによるアニメ化、2009年には実写映画化も果たした。過酷な環境描写と人間ドラマの緻密な構成力は、台湾・韓国でも高い評価を得ている。死刑星という極限状況に放り込まれた少年たちの成長譚でありながら、「獣王星」の真相、サードの秘密といった謎が幾重にも張り巡らされ、読者を最後まで引っ張る。少女漫画の文法で描かれるSFの可能性を、この3巻が示しています。
まだ読んでいないあなたへ
両親を惨殺され、死刑星に落とされた双子の少年。
この一文だけで、もう普通の物語じゃないって分かるんです。
25世紀、恒星間移民が当たり前になった時代。スペースコロニーで暮らしていた双生児トールとラーイは、ある日突然すべてを奪われます。送られた先は「キマエラ」——生きて帰った者はいない死刑星。極寒の「夜」が何週間も続く過酷な環境で、まだ幼い二人が生き延びるために必死に這いつくばる姿を見ていると、胸が締め付けられるんです。でもね、ただのサバイバル譚じゃないんですよ。
この星には「獣王」と呼ばれる存在にまつわる、とんでもない秘密が隠されていて。トールが成長し、その真相に近づくにつれて見えてくるのは、自分たちを陥れた黒幕オーディンの影。なぜ両親は殺されたのか。なぜ自分たちは死刑星に送られなければならなかったのか。すべての謎が一本の糸で繋がっていく展開は、ページをめくる手が止まらなくなります。
樹なつみさんって、少女漫画にSFを持ち込んで本気で描ききる数少ない作家なんです。講談社漫画賞受賞作品でアニメ化も実写映画化もされた本作、全3巻という手に取りやすい分量で、壮大な宇宙と過酷な運命と少年の成長が一気に駆け抜けていく。
最終巻で明かされる「獣王星」の真相と、ある人物の秘密。その瞬間、それまでのすべてが違って見えてくるんです。ラストまで読み終えたとき、きっとあなたは最初のページをもう一度開きたくなりますよ。
巻一覧(発売順)全3巻
よくある質問
『獣王星()』は全何巻?
全3巻で完結済みです。
『獣王星()』の作者は誰?
樹なつみ先生の作品です。
『獣王星()』の出版社は?
白泉社(白泉社文庫)から出版されています。


