ヴァムピール』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

著者: 樹なつみ

出版社: 講談社

1巻最新刊: 第1巻2月6日(金)

ヴァムピール 第1巻の表紙画像

第1巻

2月6日(金)

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この作品について

ごく普通の高校生・水沫伶は、ビルから飛び降りた少女の巻き添えで生死の境をさまよう。奇跡的に生還した彼を待っていたのは、見えないものが見え、聞こえないものが聞こえる異質な日常だった。謎の美少女・北杜笙は告げる。「あなたは半分だけ死者の世界の住人になってしまったの」——生と死の狭間に立たされた少年の前に、人間の心の闇が次々と姿を現す。

『海の闇、月の影』『BASARA』で少女漫画の枠を超えた物語世界を構築してきた樹なつみが、講談社の青年誌アフタヌーンで放ったのがこの異色作です。2000年代初頭、吸血鬼や異能力を扱った作品は数多くありましたが、本作が第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞したのは、単なる伝奇ファンタジーに留まらない理由があります。臨死体験によって「半分死者」となった主人公が巻き込まれるのは、派手なバトルではなく、自殺、事故、そして人間の心に巣食う闇との対峙。樹なつみが得意とする心理描写の緻密さが、超自然的設定と絡み合い、読者を容赦なく引きずり込んでいく。

生者と死者の境界が揺らぐとき、見えてくるのは人間の本質です。既刊5巻、この濃密な世界をぜひ体験してください。

まだ読んでいないあなたへ

ビルから飛び降りた少女の巻き添えで死にかけた高校生が、半分だけ死者になる。

この設定だけで震えませんか。水沫伶という普通の男子高生が、たまたま通りかかった場所で自殺者と衝突し、生と死の境界線上に放り出されるんです。目が覚めたら、生きている人間には見えないものが見え、聞こえないものが聞こえる。もう元の日常には戻れない。そこへ現れた謎の美少女が告げるんです。「あなたは半分だけ死者の世界の住人になってしまったの」って。

樹なつみが描くのは、綺麗事じゃない人間の心の闇なんですよ。『海の闇、月の影』や『BASARA』で人間の業を描き切ってきた著者が、生者と死者が交錯する世界で何を見せるのか。死にたいと願った人々、死ねなかった人々、死者になっても消えない執念や後悔。そういう感情が、主人公の目を通して容赦なく迫ってくる。

文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞した作品です。既刊5巻という長さも、物語の濃密さを考えれば納得できる。一気に読める、でも一気に読むと心が追いつかなくなる、そういう強度を持った作品なんです。

死後の世界を扱いながら、これほど「生きること」を突きつけてくる漫画は稀ですよ。

巻一覧(発売順)1

よくある質問

『ヴァムピール』は全何巻?

現在1巻まで刊行中です。

『ヴァムピール』の最新刊は?

最新刊は第1巻(2月6日(金)発売)です。

『ヴァムピール』の作者は誰?

樹なつみ先生の作品です。

『ヴァムピール』の出版社は?

講談社から出版されています。