『タイカの理性』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
タイカの理性 第6巻は5月8日(金)発売予定
刊行ペース
平均: 約73日間隔
直近: 約71日間隔
この作品について
少子化対策として「ペットのヒト化」が推進される近未来の日本。高校生の南亜緒が帰宅すると、そこには父の変死体があった。疑いの目が向くのは飼い犬のタイカ――ピットブル種は世界で最も人を殺している犬とされ、人間を殺したペットは問答無一で殺処分される。父も、タイカも失いたくない。そう考えた亜緒が選んだのは、遺体の隠蔽。やがてヒト化手術を施され人語を話すようになったタイカとともに学園生活を送ることになるが、犬特有の短期記憶の弱さゆえ、タイカ自身の記憶は曖昧だ。亜緒はタイカに理性を育てさせることで、父の死の真相に近づこうとするのだが……。
『BEASTARS』で擬人化動物社会の明暗を描き切った板垣巴留が、ヒト化動物という新たな設定で挑む異色のサスペンスです。本作の特徴は、ペットと飼い主という絶対的な上下関係が、ヒト化によって揺らいでいく過程を丁寧に追っている点にある。タイカは犬の本能と人間の理性の狭間で揺れ、亜緒はタイカを守るために共犯者となる。ミマン(ヒト化未満)という社会の歪みが生んだ存在や、警察犬出身の綱吉と飼い主・竜成との関係性など、多層的な人獣関係が物語に深みを与えています。父親失踪事件の真相、そしてヒト化社会の闇が徐々に明らかになる展開は、既刊5巻の時点でまだ序章に過ぎない。
タイカの理性は育つのか。それとも本能が勝つのか。答えはまだ、誰にもわかりません。
まだ読んでいないあなたへ
『BEASTARS』の板垣巴留が描く、犬と少女の共犯関係。
父親が死んだ。飼い犬のタイカが殺したかもしれない。でも亜緒は、タイカを守るために父の遺体を隠すんです。この選択の重さ、分かりますか。人を殺した疑いのあるペットは問答無用で殺処分される世界で、少女は最愛の犬を守るために死体遺棄という罪を選ぶ。そして犬は「ヒト化手術」で人の姿になり、二人は共犯者として学園生活を送ることになる。
この設定だけで既に狂ってるんですよ。近未来の日本、少子化対策でペットを人間化する社会。言葉を話す犬、猫、カラス。でもヒト化しても中身は動物のまま。犬は記憶が曖昧で、人間の倫理観なんて持ち合わせていない。そんな存在が制服を着て学校に通い、人間の少女と机を並べている異常さ。
タイカは父を殺したのか。記憶がないタイカを信じ続ける亜緒の姿に、胸が締め付けられるんです。少女は犬に「理性」を教え込もうとする。人間らしい感情を持てば、父の死の真相に辿り着けると信じて。でもその先に待っているのは、想像を超える真実なんですよ。
人間を憎むクロウマンの襲撃、ヒト化に失敗した「ミマン」たちの居場所、警察のヒト化対策本部の暗躍。5巻まででもう、この物語は単純な謎解きじゃないことが見えてくる。人とペットの境界、共生と支配、愛情と所有──この社会の歪みが、一つの家族の崩壊を通して次々と露わになっていくんです。
『BEASTARS』で人間と動物の関係を描いた板垣巴留が、今度は「ペットが人になる世界」を選んだ意味を考えてみてください。既刊5巻、これは序章に過ぎない予感しかしない。
巻一覧(発売順)全6巻
よくある質問
『タイカの理性』は全何巻?
現在5巻まで刊行中です。
『タイカの理性』の最新刊は?
最新刊は第5巻(3月6日(金)発売)です。
『タイカの理性』の次巻はいつ?
第6巻が5月8日(金)に発売予定です。
『タイカの理性』の作者は誰?
板垣巴留先生の作品です。
『タイカの理性』の出版社は?
秋田書店(少年チャンピオン・コミックス)から出版されています。





