『テセウスの船』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
1989年6月、北海道の音臼村で21人が毒殺される惨劇が起きた。逮捕されたのは村の警察官・佐野文吾。28年後、死刑囚となった父の無罪を信じる息子・田村心は、事件現場を訪れた際、濃霧に包まれ1989年にタイムスリップしてしまう。若き日の父と出会った心は、彼の人柄に触れるうち確信を深める——父は無実だ。未来を変えるため音臼小の教師となった心だが、事件の日が近づくにつれ、村では不可解な出来事が続発していく……。
東元俊哉は『破道の門』『湘南レスキュー部』などで知られる漫画家だが、本作は従来の作風とは異なる本格クライムサスペンスである。タイムスリップものの多くは「過去を変えれば未来も変わる」という単純な因果で展開するが、『テセウスの船』は違う。心が未来を変えようと動くほど事態は悪化し、新たな犠牲者が生まれる。この「変えられない運命」との格闘こそが本作の核心だ。モーニング連載という青年誌の枠組みで、冤罪という社会的テーマと家族愛を絡めた構成は、第42回講談社漫画賞受賞も納得の完成度です。
既刊3巻時点では物語の序盤。事件の真相はまだ霧の中ですが、読み進めるほど心が凍てつく展開が待っています。
まだ読んでいないあなたへ
死刑囚の息子として生きるって、どういうことだと思いますか。
28年前、北海道の小さな村で21人が毒殺された。逮捕されたのは村の警察官・佐野文吾。息子の心は、父が無実だと信じたい。でも世間は許さない。結婚も破談になり、妻は自殺し、心自身も娘に「おじさん」と呼ばせて生きている。それでも父の冤罪を晴らすため、事件現場を訪れた心は、突然1989年にタイムスリップしてしまうんです。
そこで出会ったのは、まだ事件を起こす前の若き日の父。正義感に溢れ、村人から慕われる一人の警察官。心はこの人が本当に21人を殺すのか、自分の目で確かめようとします。でも未来を変えようと動けば動くほど、村では不可解な事件が次々と起きていく。誰かが何かを企んでいる。このままでは本当に父が犯人にされてしまう。
過去を変えれば未来も変わる。でもそれは、今ある自分の娘の存在も消えるかもしれないってことなんです。父を救うか、娘の未来を守るか。その選択を迫られながら、心は真犯人を追い詰めていく。読むほどに息が詰まる展開に、ページをめくる手が止まらなくなります。
講談社漫画賞を受賞し、ドラマ化・映画化もされた本作。既刊3巻です。騙されたと思って1巻だけ読んでみてください。続きが気になって眠れなくなっても、責任は取れませんけど。
巻一覧(発売順)全3巻
よくある質問
『テセウスの船』は全何巻?
全3巻で完結済みです。
『テセウスの船』の最新刊は?
最新刊は第3巻(4月3日(金)発売)です。
『テセウスの船』の作者は誰?
東元俊哉先生の作品です。
『テセウスの船』の出版社は?
講談社から出版されています。