第九の波濤』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

著者: 草場道輝

出版社: 小学館

12巻最新刊: 第5巻2月18日(水)

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

第九の波濤 第5巻の表紙画像

第5巻

2月18日(水)

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刊行ペース

平均: 約205日間隔

この作品について

東京育ちの海老原湊が、長崎で出会った釣り好きの少女に一目惚れし、彼女を追って長崎大学水産学部に入学する。ところが、彼女が進学したのは「東京の」水産学部。愛しの人はいない、泳ぐこともままならない、それなのに毎朝の厳しい訓練と10キロ完泳という進級条件が待ち受けている。地元出身の潜木洋介からは「志のないボンボン」と軽蔑され、前時代的な連帯責任制に戸惑いながらも、湊は海を学ぶ先輩たちの姿に触れ、この場所で何かを得ようと決意していく。

草場道輝が週刊少年サンデーで連載し、第48回小学館漫画賞少年部門を受賞した本作は、専門性の高い水産学部を舞台にした青春ドラマです。恋愛を動機に始まった大学生活が、海という学び場を通じて成長の物語へと変わっていく構成が巧みで、長崎という土地の特性と水産学部という特殊な環境を丁寧に描いています。空気を読まずにぐいぐい踏み込む湊と、過去を抱えた潜木という対照的な二人の関係も、単なる友情ものに終わらない深みを持たせています。進級のための10キロ完泳、養殖業者でのアルバイトなど、水産学部ならではの描写が作品にリアリティを与え、少年誌でありながら職業教育的な側面も感じさせる作りです。

既刊5巻。長崎・諫早を舞台にした本作は、地域の観光資源としても活用されるほどの作品です。専門分野を扱った青春群像劇を求めているなら、間違いなく手に取るべき一作でしょう。

まだ読んでいないあなたへ

第48回小学館漫画賞受賞作。

一目惚れした女の子を追いかけて、東京から長崎大学水産学部に飛び込んだ海老原湊。ところが彼女が進学したのは「東京の」水産学部で、完全なる空振り。残ったのは朝5時半からの過酷な訓練と、泳げもしない自分と、「志のないボンボン」と面と向かって軽蔑してくる地元組のクラスメート・潜木だけ。なんだこの地獄。

でもね、この漫画、そこから本当に面白くなるんです。

草場道輝が描くのは、海に素人の都会っ子が、長崎の海に揉まれながら本気で何かを掴もうとする姿なんですよ。毎朝の厳しい訓練にも意味があって、10キロ完泳できなきゃ進級できない理不尽にも理由があって。湊が先輩たちの背中を見て「ちゃんと海に向き合おう」と変わっていく過程が、ものすごく丁寧に描かれてる。

そして何より、最初は最悪だった湊と潜木の関係性。空気読まずにずけずけ言う湊が、高校時代ヨットで名を馳せながら辞めた潜木に「なんで辞めたの?」って踏み込んでいく。反発しながら、でも確実に呼び合っていく二人の距離感が、たまらなくいいんです。

「青春漫画」って言葉じゃ収まらない熱量がここにあります。恋に破れて始まった大学生活が、海と仲間に出会って、全然違う色に染まっていく。既刊5巻、週刊少年サンデーで2000年から2004年まで連載されたこの作品、長崎の海の匂いまで伝わってくるような傑作です。

巻一覧(発売順)12

よくある質問

『第九の波濤』は全何巻?

全12巻で完結済みです。

『第九の波濤』の最新刊は?

最新刊は第5巻(2月18日(水)発売)です。

『第九の波濤』の作者は誰?

草場道輝先生の作品です。

『第九の波濤』の出版社は?

小学館から出版されています。