『薬師寺涼子の怪奇事件簿 短編集』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
警視庁特殊部署に勤務する薬師寺涼子。美貌と才知を兼ね備えた彼女が、通常の警察では対処不能な怪奇事件に挑む。原作ノベルス『魔天楼』収録の「さわらぬ女神にタタリなし」をはじめ、漫画オリジナル短編「暴風女神」「眠れる森の魔女」など、霊的な事象が絡む四つの事件が描かれる。短編集という形式が、涼子の多面的な魅力を際立たせる構成だ。
田中芳樹といえば『銀河英雄伝説』で知られるが、薬師寺涼子シリーズは現代日本を舞台に超自然現象を扱う異色作である。原作小説のコミカライズを手がける垣野内成美の精緻な作画は、霊的事象の不気味さと涼子の華やかさを両立させる。本短編集は2004年から2006年にかけてMagazine Zで連載された作品群をまとめたもので、シリーズ初の短編集という位置づけです。長編では描き切れない涼子のキャラクター性――傲岸不遜でありながら有能、周囲を振り回しつつも事件を解決する――が、短編の凝縮された構成の中で際立ちます。巻頭イラストギャラリーや作者対談といった特典も収録され、既刊3巻という手頃なボリュームも魅力でしょう。
怪奇とミステリーの境界を往来する薬師寺涼子の世界を、まずは短編から体験してみてください。
まだ読んでいないあなたへ
短編集、侮れないんですよ。
長編シリーズでガッツリ構築された世界を、短編という制約の中でどう見せるか。その手腕が問われるのが短編集なんです。警視庁の女神官・薬師寺涼子が超常事件に挑む本シリーズ、その魅力を凝縮した3巻がこれ。原作小説からのコミック化に加えて、漫画オリジナルの短編まで収録されています。
「銀河英雄伝説」の田中芳樹が描く都市伝説めいた怪奇事件。それを垣野内成美が精緻な作画で漫画化する組み合わせ、その真価が短編で際立つんです。長編だと事件の全貌が見えるまで巻を重ねますよね。でも短編は違う。限られたページ数で謎を提示し、読者を引き込み、解決まで一気に持っていく。その密度が凄まじい。
霊的能力を持つ涼子と、彼女に振り回される相棒の警察官。この凸凹コンビが挑む事件は、どれも現実と非現実の境界線上にある。眠れる森の中で何かが蠢いている。暴風が吹き荒れる中で女神が何を思うのか。一話完結だからこそ、事件そのものの不気味さが際立つんです。
既刊3巻。長編シリーズの副読本として読むもよし、ここから入るのもよし。短編の利点は、どこから読んでも世界に飛び込めることなんですよ。
巻一覧(発売順)全1巻
よくある質問
『薬師寺涼子の怪奇事件簿 短編集』は全何巻?
全1巻で完結済みです。
『薬師寺涼子の怪奇事件簿 短編集』の最新刊は?
最新刊は【期間限定 試し読み増量版】SP 薬師寺涼子の怪奇事件簿 短編集(3月13日(金)発売)です。
『薬師寺涼子の怪奇事件簿 短編集』の作者は誰?
田中芳樹先生の作品です。
『薬師寺涼子の怪奇事件簿 短編集』の出版社は?
講談社から出版されています。