『かけおちガール プチキス』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
大学院生の牧村ももには、忘れられない初恋がある。女子校時代に付き合っていた、みどりという名の少女。内緒の手紙、お揃いのマニキュア。永遠に続くと信じていた関係は、高校卒業の日、みどりの「どっちが先に彼氏できるか勝負しよっ!」という一言で呆気なく終わった。時が経ち、再会したみどりは相変わらず魅力的で……。
講談社「ハツキス」に掲載されたばったんの本作は、既刊3巻という短さながら、女性同士の恋愛における"揺らぎ"を正面から描いた作品です。ばったんは『ファタールゲーム』で知られる作家で、人物の内面に踏み込む描写に定評がある。本作でも、過去の関係に囚われ続ける牧村の心情を、キュートな絵柄の裏に潜む苦しさとして丁寧に掬い上げています。相手の言葉ひとつで簡単に崩れた関係、それでもなお引きずる感情。女子校という閉じた世界で育まれた恋が、卒業後どう変質していくのか。百合ジャンルにおいて、こうした"終わったはずの恋"の扱いは難しい題材ですが、ばったんは逃げずに描き切る姿勢を見せています。
初恋の残像に縛られたまま生きる牛歩を、あなたはどう受け止めますか。
まだ読んでいないあなたへ
「どっちが先に彼氏できるか勝負しよっ!」って、そんな軽い言葉でこの恋は終わったんです。
女子校時代、内緒の手紙を交わして同じ色のマニキュアを塗って。ずっと続くと信じていた関係が、高校卒業の日にあっさりと。いま大学院生になった牧村ももは、あの頃の「みどりちゃん」をまだ忘れられずにいます。
でもこの作品、切なくて甘酸っぱい初恋物語では終わらないんです。再会した彼女はやっぱり魅力的で、でもふたりの周りには「彼氏」や「婚約」や「妊娠」といった現実がいくつも転がっていて。女性同士で付き合っていたあの頃とは、状況がまるで違うんですよ。
ばったん先生が描くのは、誰もが通りすぎたはずの「あのとき好きだった人」への未練を、現実のしがらみの中でどう扱うかっていう、痛いほどリアルな葛藤なんです。しかもこの関係、読めば読むほど「健全」とは言い切れない何かが滲んでくる。相手を傷つけているのか、自分が傷ついているのか、境界線が曖昧になっていく感覚が怖いくらい生々しくて。
キュートな絵柄の奥に、危うくて抜け出せない感情の縺れが詰まってる作品です。既刊3巻、講談社から。読んだあと、きっとあなたも昔の誰かを思い出してしまいますよ。
巻一覧(発売順)全3巻
よくある質問
『かけおちガール プチキス』は全何巻?
全3巻で完結済みです。
『かけおちガール プチキス』の最新刊は?
最新刊は第3巻(2月13日(金)発売)です。
『かけおちガール プチキス』の作者は誰?
ばったん先生の作品です。
『かけおちガール プチキス』の出版社は?
講談社から出版されています。