『のりりん』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
28歳、彼女なし、自転車嫌い。丸子一典の人生に必要なのは、まともな恋愛と安定した日常であって、ロードバイクではない。ところが女子高生ロードレーサー・織田輪を轢きそうになった縁で、嫌っていたはずの「自転車乗り」の世界に巻き込まれていく。ガキっぽくてナルシストで妄信的——そう断じていた連中と同じ地平に立たされた時、ノリの中で何かが変わり始める。
『ぼくらの』で残酷な運命に立ち向かう少年少女を描いた鬼頭莫宏が、イブニング誌上で見せたのは、大人の青春という名の泥臭い戦いだった。自転車漫画でありながら、これはスポーツの爽快さを謳う物語ではない。偏見と自意識、そして「こんなハズじゃなかった」という諦念を抱えた男が、ペダルを踏むたびに自分の矮小さと向き合わされる話です。鬼頭作品特有の、人間の弱さを容赦なく突きつける筆致はそのままに、しかし今作には確かなユーモアがある。第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞が証明するように、この作品が切り取ったのは、青春の再来ではなく、大人になってからでも人は変われるという、ほろ苦い希望なのだ。
既刊11巻。28歳から始める青春に、遅すぎるなんてことはありません。
まだ読んでいないあなたへ
28歳、彼女なし。
自転車乗りが大嫌いな男が、ロードバイクに乗る羽目になるんです。
主人公の丸子一典は、自転車乗りを心底嫌ってるんですよ。ガキっぽくて、ナルシストで、妄信的な連中だって。その気持ち、わかる人にはわかる。で、そんな男が女子高生ロードレーサー・織田輪と出会って、気づいたら自転車レースに出ることになってる。こんなハズじゃなかった、って本人が一番思ってます。
この作品、妙にリアルなんです。特訓受けても付け焼き刃は付け焼き刃。準備万端のつもりで臨んだレースで、そう甘くないって現実を突きつけられる。苦しい。楽しくなんかない。でも、どこかで……っていう、その揺れ動きがたまらないんですよ。
鬼頭莫宏が描く青春は、キラキラしてない。泥臭くて、不器用で、カッコ悪い。でもだからこそ、28歳の大人が何かに本気になる瞬間の、あの感じが胸に刺さってくるんです。
文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。既刊11巻。嫌いだったはずのものに、人はどう向き合うのか。その答えを見届けてほしいんです。
巻一覧(発売順)全3巻
よくある質問
『のりりん』は全何巻?
全3巻で完結済みです。
『のりりん』の最新刊は?
最新刊は第3巻(2月6日(金)発売)です。
『のりりん』の作者は誰?
鬼頭莫宏先生の作品です。
『のりりん』の出版社は?
講談社から出版されています。