『茄子』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
ナスの化身から「タマネギよりメジャーにしろ」という啓示を受けた作者が、ナスのある風景を通して人間を描く。舞台は日常。家族、恋愛、友情、仕事。特別な事件が起こるわけではない。けれど登場人物たちは確実に生きており、ナスはそこに在る。老若男女、国籍を問わず繰り返される営みの傍らに、ナスが転がっている——。
黒田硫黄は『アフタヌーン』誌で本作を2000年から2002年にかけて連載し、第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞した。野菜を主役に据えるという発想の奇抜さではなく、日常の機微を掬い取る観察眼と、それを過不足なく定着させる画力が評価されたのだ。映画版『茄子 アンダルシアの夏』がマッドハウス制作でアニメ化され、国際映画祭でも上映された事実は、この作品が持つ普遍性を裏付けている。英語やフランス語など多言語に翻訳され、国境を越えて読み継がれる理由は明白だろう。農業や人間関係というモチーフは、場所を選ばない。
既刊3巻。ナス漫画の金字塔という看板に偽りはありません。
まだ読んでいないあなたへ
ナスが、主役なんです。
冗談みたいな設定ですよね。でもこれ、文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞した、本物の傑作なんですよ。黒田硫黄が「ある夏の夜、ナスの化身から使命を受けた」という、どう考えても脱力系の始まりから生まれたこの作品、読むと分かるんです。ナスという存在を通して、日常の中にある人間の営みが、驚くほど鮮やかに浮かび上がってくる。
家族、恋愛、友情、勉強、仕事。特別な事件なんて起きない。けれど、そのなにげない日常の風景に必ずナスがあって、そこに人がいて、それだけで何かが立ち上がってくるんです。声高に語られることのない感情、気づかないふりをしている本音、うまく言えない想い。そういうものが、ナスのある風景を挟むことで、不思議なくらい解像度を上げて見えてくる。
老若男女、国籍を問わず繰り返される人のいとなみ、とはよく言ったものです。どの話も、誰かの日常の一場面なのに、読んでいると自分の記憶と重なる瞬間がある。アニメ化も実写映画化もされて、海外でも多言語に翻訳されているのは、きっとこの普遍性なんでしょう。
既刊3巻。タマネギよりもメジャーにしろという使命から生まれた「ナス漫画の金字塔」、騙されたと思って手に取ってみてください。
巻一覧(発売順)全1巻
よくある質問
『茄子』は全何巻?
全1巻で完結済みです。
『茄子』の最新刊は?
最新刊は第1巻(2月6日(金)発売)です。
『茄子』の作者は誰?
黒田硫黄先生の作品です。
『茄子』の出版社は?
講談社から出版されています。