『ヒストリエ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
次巻は約2028年8月31日頃(推定)
刊行ペース
平均: 約898日間隔
直近: 約1532日間隔
この作品について
紀元前、奴隷の身でありながら教養と観察眼を備えた青年エウメネスは、哲学者アリストテレスの逃亡を助け、故郷カルディアを目指す。その少年時代、名家に育った彼は、ギリシアの書物に通じ、成績も抜群だった。だが才のない兄ヒエロニュモスは、親に比べられることに耐えかね、まだ習っていない拳闘で弟を叩きのめそうとする。のちにアレキサンダー大王の書記官となる男の、波乱の生涯が幕を開ける……。
岩明均が『寄生獣』で見せた、生物の本能と理性の衝突を描く手腕は、ここでは歴史の渦中に置かれた人間の葛藤として結実している。知恵で生き延びる者と、力で支配しようとする者。政治と戦争が日常に溶け込んだ古代世界で、エウメネスはその観察眼と判断力を武器に道を切り拓いていく。講談社『アフタヌーン』で連載され、第16回手塚治虫文化賞を受賞。海外でも翻訳・出版され評価を得た本作は、歴史を題材にした作品を多く手がける岩明の真骨頂といえるでしょう。
既刊3巻。大王の書記官へと至る道のりは、まだ始まったばかりです。
まだ読んでいないあなたへ
『寄生獣』の岩明均が紀元前の地中海世界を舞台に描く、これは知の冒険なんです。
主人公エウメネスは奴隷の身でありながら、その頭脳は誰よりも鋭い。哲学者アリストテレスの逃亡を助け、後にアレキサンダー大王の書記官となる――歴史にその名を刻んだ実在の人物です。けれど彼がどう生き、何を見て、どんな選択を重ねてその位置にたどり着いたのか。その物語を、岩明均が圧倒的な解像度で描き出しているんですよ。
剣を振るうより、状況を読む。力で押すより、知恵で切り抜ける。エウメネスの武器は観察眼と判断力、そして度胸です。名家に生まれながら才能のない兄との確執、奴隷という立場がもたらす不条理、そして自分が目指すべき「故郷」カルディアへの想い。一つ一つの場面で彼が何を考え、なぜその行動を選んだのかが、静かに、しかし痺れるほど鮮明に伝わってくるんです。
岩明均の絵は無駄がない。表情一つ、視線一つに意味があり、沈黙が雄弁に語りかけてくる。紀元前という時代の空気、権力と知性が交錯する世界の手触りが、ページをめくるごとに濃密に立ち上がってきます。
手塚治虫文化賞を受賞し、世界各国で翻訳されているこの作品。既刊3巻ですが、すでに物語は深く、広く、そして重い。知性で時代を生き抜く一人の青年の軌跡を、今すぐ追いかけてほしいんです。
巻一覧(発売順)全12巻
よくある質問
『ヒストリエ』は全何巻?
現在10巻まで刊行中です。
『ヒストリエ』の最新刊は?
最新刊は第12巻(6月21日(金)発売)です。
『ヒストリエ』の次巻はいつ?
次巻の発売日は未発表です。直近の刊行ペースは約1532日間隔です。
『ヒストリエ』の作者は誰?
岩明均先生の作品です。
『ヒストリエ』の出版社は?
講談社から出版されています。











