『土竜の唄』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
モグラのうた
刊行ペース
平均: 約80日間隔
この作品について
警察官・菊川玲二は潜入捜査官として極道組織に送り込まれる。組織内で生き抜くため、時に仲間を欺き、時に敵と共闘し、暴力と裏切りの渦中で正体を隠し続けなければならない。だが任務は長期化し、玲二の立ち位置は揺らぎ始める。警察官か、極道か――。
高橋のぼるが2005年から「週刊ヤングサンデー」で連載を開始した本作は、第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞し、実写映画化・アニメ化された青年漫画の代表作です。潜入捜査ものというジャンル自体は珍しくありませんが、本作が異彩を放つのは、極限状態に置かれた人間の二面性を、過剰なアクションとブラックユーモアで描き切る点にあります。最新巻では、玲二が仲間のパピヨンに正体を明かし、関係に亀裂が入る。敵対する轟親子との死闘、月原との対立、火の海での絶体絶命――連載20年近くを経てなお、物語は加速し続けています。
既刊26巻、まだ終わりは見えません。潜入の果てに何が待つのか、見届ける覚悟があるなら今すぐ手に取るべきです。
まだ読んでいないあなたへ
既刊26巻。
文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞作です。
警察官が極道組織に潜り込む。それだけ聞けばよくある設定に思えるかもしれませんが、この漫画、尋常じゃないんです。主人公の玲二は正義のために組織に入ったはずなのに、巻を追うごとに仲間が増え、絆が深まり、命を救い合う関係になっていく。そして読んでるこっちも、いつの間にか極道側の人間に感情移入してる自分に気づくんですよ。
パピヨンという男がいるんですが、この人物との関係が本当にすごい。重傷を負った彼を救うため、玲二が自分の正体を明かす場面があります。潜入捜査官にとって正体を明かすことがどれほど危険か。それでも目の前の命を見捨てられなかった。でもその告白が、逆に二人の間に亀裂を生むんです。裏切りと信頼、敵と味方、正義と悪。そんな単純な線引きじゃ割り切れない人間関係が、この作品の核心なんです。
戦闘シーンの激しさも半端じゃありません。潜水艇の奪い合い、火の海、魚雷発射を巡る仲間同士の対立。「死人を出すまい」とする玲二と、「まだ本物の蝶を知らない」と叫ぶパピヨン。二人が拳を交える理由が、どちらも譲れない信念だからこそ、胸を抉られるんです。
連載開始から20年近く、読者を離さないのには理由があります。潜入というサスペンス、極道というアウトロー世界、そこに生きる男たちの熱量。そして何より、誰が正しくて誰が間違ってるのか、読んでるこっちも分からなくなる瞬間があるんです。それが堪らなく面白い。
高橋のぼるは、こういう人間の業を描かせたら天才的です。ぜひ手に取ってみてください。
巻一覧(発売順)全32巻
よくある質問
『土竜の唄』は全何巻?
現在32巻まで刊行中です。
『土竜の唄』の最新刊は?
最新刊は第94巻(2月27日(金)発売)です。
『土竜の唄』の作者は誰?
高橋のぼる先生の作品です。
『土竜の唄』の出版社は?
小学館から出版されています。