『Shrink~精神科医ヨワイ~【期間限定試し読み増量】』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
統合失調症を抱える青年・桐生悠貴は、認知機能障害からの回復を目指し、新星病院精神科デイケアに通い始める。社会復帰を目指す仲間との出会いに希望を見出すも、距離感がつかめずトラブルを起こしてしまう。息子の病状再発を恐れる母・知恵は過保護になるばかりだが、精神科医・弱井は悠貴の「自律性」を育むため、母親に少しだけ手を離すよう勧める。その言葉に知恵は、これまで抑えてきた怒りと罪悪感を弱井にぶつける……。
七海仁が描くのは、精神疾患を扱う医療漫画の中でも稀有な、「統合失調症」という題材だ。既刊17巻を重ねる本作は、患者本人だけでなく、その家族が抱える葛藤を丁寧に掬い上げる。医師・弱井が提示する「リカバリー」の概念——疾患を持ちながらでも充実した人生を送ること——は、治療のゴールを「寛解」ではなく「生活の質」に置く現代精神医療の視点そのものです。デイケアでの仲間との交流、母親の揺れ動く感情、そして新人看護師・白鳥雷音の過去を描くエピソードまで、多角的な視点が作品に厚みを与えている。
精神医療を描く漫画は数あれど、ここまで統合失調症に正面から向き合った作品は珍しい。患者と家族の「希望ある未来」を信じたい読者にこそ、手に取ってほしい一作です。
まだ読んでいないあなたへ
既刊17巻。
精神科医療の「本当」を描き続けている作品なんです。
統合失調症の息子を持つ母親が、医師に向かって溜め込んできた怒りをぶつける場面があるんですよ。過剰に心配しすぎて、息子の自立を奪っていると指摘されて。この母親は悪い人じゃない。むしろ必死に息子を守ろうとしてきた。でもその愛情が、息子の「生きる力」を削いでいたとしたら――そこに気づかされる瞬間の痛みが、ページから滲み出てくるんです。
この漫画の精神科医・弱井は、患者本人だけじゃなく、その家族の苦しみにも丁寧に向き合います。「病気が治ること」じゃなくて、「病気を持ちながらでも充実した人生を送れること」をゴールに据えている。デイケアで社会復帰を目指す人たち、その横で不安に押し潰されそうになっている家族。みんなが少しずつ前に進もうとする姿を、この作品は驕らず、誇張せず、ただ真摯に描くんです。
新人看護師時代のエピソードも収録されていて、医療者側の葛藤も見えてくる。患者とどう向き合うべきか、先輩の背中から学んでいく過程が胸に沁みるんですよ。
精神科医療を扱った漫画は数あれど、ここまで「希望」を手触りのある形で見せてくれる作品は稀です。読んだ後、誰かの痛みに少しだけ優しくなれる。そんな力を持った一冊なんです。
巻一覧(発売順)全1巻
よくある質問
『Shrink~精神科医ヨワイ~【期間限定試し読み増量】』は全何巻?
全1巻で完結済みです。
『Shrink~精神科医ヨワイ~【期間限定試し読み増量】』の最新刊は?
最新刊は第17巻(2月10日(火)発売)です。
『Shrink~精神科医ヨワイ~【期間限定試し読み増量】』の作者は誰?
七海仁先生の作品です。
『Shrink~精神科医ヨワイ~【期間限定試し読み増量】』の出版社は?
集英社から出版されています。