『鬼灯の冷徹』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
地獄は二百七十二の部署に分かれ、日々膨大な業務が発生する。その組織を支えるのが、閻魔大王第一補佐官・鬼灯だ。冷徹でドSな鬼神である彼にとって、亡者の断末魔も獄卒の悲鳴も、すべては地獄という職場の日常風景に過ぎない。元・桃太郎の家来たち、ゴシップ記者の猫、絶世の美女・妲己……。神話や昔話の登場人物たちが獄卒やボッタクリ業者として働くこの世界で、鬼灯は今日も淡々と、そして容赦なく職務を遂行する。
講談社『モーニング』という青年誌の土俵で、これほど異色のコメディが成立したこと自体が驚異的です。日本神話、中国故事、昔話といった題材を、現代的な職場コメディの文法で再構築する手腕は見事としか言いようがない。天国の漢方医・白澤との最悪な関係、ゆるい獄卒を叩き直す運動会、源義経やヤマタノオロチの一獄卒としての働きぶり——こうした設定の数々が、単なる荒唐無稽なギャグではなく、きちんと地獄という「組織」の論理で機能している点に、作品の骨格がある。第36回講談社漫画賞少年部門受賞、アニメ化、実写映画化と展開し、VIZ Mediaによる英語版も出版された本作は、日本の古典的モチーフを現代エンターテインメントとして成立させた稀有な例でしょう。
鬼灯のドSっぷりに中毒者続出、との謳い文句は決して誇張ではありません。既刊3巻の時点で、この地獄はすでに読者を虜にしています。
まだ読んでいないあなたへ
地獄が職場なんです。
あの世の地獄、八大地獄に八寒地獄、さらに二百七十二の細かい部署に分かれた広大な組織で、閻魔大王の第一補佐官として働く鬼神・鬼灯。彼は膨大な仕事を涼しい顔でサラリとこなす超有能な鬼なんですが、その性格がとにかくドSなんです。上司の閻魔大王は涙目、元・桃太郎のお供たちは彼を慕い、天国の漢方医とは犬猿の仲。獄卒の訓練では容赦なく叩き直す。誰が相手だろうと、あの冷たい視線と的確すぎる一言で心を凍らせていくんです。
人にとっての地獄が、鬼にとっての日常。この設定の妙味がすごいんですよ。ヤマタノオロチも源義経も『かちかち山』のうさぎも、ここでは一獄卒として働いてる。絶世の美女・妲己は衆合地獄でボッタクリバーを経営中。神話や昔話の有名キャラたちが地獄という職場で繰り広げる、シュールで容赦ないコメディなんです。
ゴシップ記者の猫に追い回される鬼灯、何も知らないおバカアイドル、そして相変わらず最悪な関係の白澤とのやりとり。どのエピソードも笑えるのに、江口夏実さんの緻密な作画と独特のユーモアセンスで、妙に説得力があるんです。「こんな地獄なら堕ちてみたいかも」って読者が続出してるのも納得なんですよ。
既刊3巻、講談社漫画賞受賞、アニメ化に映画化もされた本作。モーニング連載の青年向けですが、神話好きも昔話好きも、ブラックユーモアが好きな人なら誰でもハマります。
今日も地獄はサディスティックワンダーランド。鬼灯様の冷徹な日常、覗いてみてください。
巻一覧(発売順)全5巻
よくある質問
『鬼灯の冷徹』は全何巻?
全2巻で完結済みです。
『鬼灯の冷徹』の最新刊は?
最新刊は第3巻(3月18日(水)発売)です。
『鬼灯の冷徹』の作者は誰?
江口夏実先生の作品です。
『鬼灯の冷徹』の出版社は?
講談社から出版されています。


