『海獣の子供』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
刊行ペース
平均: 約609日間隔
直近: 約609日間隔
この作品について
夏休み、部活を離れた中学生の琉花は、水族館でジュゴンに育てられた少年・海と、その兄として育った空に出会う。言葉を巧く紡げない少女と、海そのものから生まれたような二人の少年。やがて空は姿を消し、琉花の体内には隕石が宿り、世界中の海洋生物が大移動を始める。海と宇宙を繋ぐ「本番」とは何か。生命の根源に触れる何かが、確実に近づいている……。
五十嵐大介は『魔女』や『リトル・フォレスト』で自然と人間の関係を丁寧に描いてきた作家だが、本作は彼の初にして最長の連載作品である。IKKIという実験性の高い雑誌で約2年をかけて描かれた本作は、メディア芸術祭優秀賞を受賞し、2019年にはSTUDIO 4°C制作でアニメ映画化された。圧倒的なのは海洋生物や自然現象の描写力だ。波の質感、魚群の流動、光の屈折に至るまで、膨大な観察と知識が画面に定着している。ファンタジーでありながら、そこには徹底したリアリズムが息づいています。
最終巻、100ページ以上にわたって描かれる「本番」の光景は、言葉による説明を拒絶する領域に到達しています。この作品が問いかけているのは、生命とは何か、人間は地球という惑星にどう関わるのか、そして私たちは何を目撃すべきなのか。全5巻、その答えは画面の中にしかありません。
まだ読んでいないあなたへ
全5巻で完結。
でも、読み終えたあと、あなたはしばらく何も言葉にできなくなります。
中学生の琉花が夏休みに出会ったのは、ジュゴンに育てられた少年「海」と「空」。彼らは水族館の大水槽を自在に泳ぎ、乾燥に弱く、入退院を繰り返し、まるで人間とは違う法則で生きているんです。琉花が二人に惹かれていく理由を、彼女自身も言葉にできない。ただ、何かが確実に動き始めている。世界中の海洋生物が一斉に移動を始め、水族館で異変が起こり、やがて「本番」と呼ばれる何かへ向かって、すべてが収斂していくんです。
五十嵐大介が7年かけて描き切ったこの作品、最終巻では100ページ以上にわたって「本番」が展開されます。セリフはほとんどない。ただ圧倒的な画力で、海と生命と宇宙が交わる瞬間が描かれる。漫画家協会賞、メディア芸術祭優秀賞を受賞し、2019年にSTUDIO 4°Cがアニメ映画化したのも納得なんです。
ミステリーでもあり、冒険譚でもあり、でもどのジャンルにも収まらない。琉花の両親の別居、海女の血を引く母との関係、40年前の鯨漁の島の記憶。人間のドラマが確かにあるのに、それすら最後には海という巨大な存在に呑み込まれていく。
「一番大切な約束は、言葉では交わさない」。この一文が、読後のあなたの胸に突き刺さります。言葉で説明できない何かを、五十嵐大介は圧倒的な画で見せてくれるんです。
読み終えたあと、あなたは海を見る目が変わります。生命を見る目が変わります。それは約束します。
巻一覧(発売順)全5巻
よくある質問
『海獣の子供』は全何巻?
全5巻で完結済みです。
『海獣の子供』の最新刊は?
最新刊は第5巻(7月30日(月)発売)です。
『海獣の子供』の次巻はいつ?
次巻の発売日は未発表です。直近の刊行ペースは約609日間隔です。
『海獣の子供』の作者は誰?
五十嵐大介先生の作品です。
『海獣の子供』の出版社は?
小学館(IKKI COMIX)から出版されています。




