海獣の子供』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

著者: 五十嵐大介

出版社: 小学館

レーベル: IKKI COMIX

5巻最新刊: 第5巻7月30日(月)

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

海獣の子供 第5巻の表紙画像

第5巻

7月30日(月)

Amazonで見る →

刊行ペース

平均: 約609日間隔

直近: 約609日間隔

この作品について

夏休み、部活を離れた中学生の琉花は、水族館でジュゴンに育てられた少年・海と、その兄として育った空に出会う。言葉を巧く紡げない少女と、海そのものから生まれたような二人の少年。やがて空は姿を消し、琉花の体内には隕石が宿り、世界中の海洋生物が大移動を始める。海と宇宙を繋ぐ「本番」とは何か。生命の根源に触れる何かが、確実に近づいている……。

五十嵐大介は『魔女』や『リトル・フォレスト』で自然と人間の関係を丁寧に描いてきた作家だが、本作は彼の初にして最長の連載作品である。IKKIという実験性の高い雑誌で約2年をかけて描かれた本作は、メディア芸術祭優秀賞を受賞し、2019年にはSTUDIO 4°C制作でアニメ映画化された。圧倒的なのは海洋生物や自然現象の描写力だ。波の質感、魚群の流動、光の屈折に至るまで、膨大な観察と知識が画面に定着している。ファンタジーでありながら、そこには徹底したリアリズムが息づいています。

最終巻、100ページ以上にわたって描かれる「本番」の光景は、言葉による説明を拒絶する領域に到達しています。この作品が問いかけているのは、生命とは何か、人間は地球という惑星にどう関わるのか、そして私たちは何を目撃すべきなのか。全5巻、その答えは画面の中にしかありません。

まだ読んでいないあなたへ

全5巻で完結。

でも、読み終えたあと、あなたはしばらく何も言葉にできなくなります。

中学生の琉花が夏休みに出会ったのは、ジュゴンに育てられた少年「海」と「空」。彼らは水族館の大水槽を自在に泳ぎ、乾燥に弱く、入退院を繰り返し、まるで人間とは違う法則で生きているんです。琉花が二人に惹かれていく理由を、彼女自身も言葉にできない。ただ、何かが確実に動き始めている。世界中の海洋生物が一斉に移動を始め、水族館で異変が起こり、やがて「本番」と呼ばれる何かへ向かって、すべてが収斂していくんです。

五十嵐大介が7年かけて描き切ったこの作品、最終巻では100ページ以上にわたって「本番」が展開されます。セリフはほとんどない。ただ圧倒的な画力で、海と生命と宇宙が交わる瞬間が描かれる。漫画家協会賞、メディア芸術祭優秀賞を受賞し、2019年にSTUDIO 4°Cがアニメ映画化したのも納得なんです。

ミステリーでもあり、冒険譚でもあり、でもどのジャンルにも収まらない。琉花の両親の別居、海女の血を引く母との関係、40年前の鯨漁の島の記憶。人間のドラマが確かにあるのに、それすら最後には海という巨大な存在に呑み込まれていく。

「一番大切な約束は、言葉では交わさない」。この一文が、読後のあなたの胸に突き刺さります。言葉で説明できない何かを、五十嵐大介は圧倒的な画で見せてくれるんです。

読み終えたあと、あなたは海を見る目が変わります。生命を見る目が変わります。それは約束します。

巻一覧(発売順)5

海獣の子供 第1巻の表紙画像

第1巻

2007年7月30日(月)

▼第1話/琉花▼第2話/神鳴りの日▼第3話/人魂▼第4話/Marine Mamals▼第5話/図様▼第6話/海の幽霊▼第7話/椅子▼第8話/水界 ●主な登場人物/安海琉花(上手く気持ちを言葉に出来な続きを読む

▼第1話/琉花▼第2話/神鳴りの日▼第3話/人魂▼第4話/Marine Mamals▼第5話/図様▼第6話/海の幽霊▼第7話/椅子▼第8話/水界 ●主な登場人物/安海琉花(上手く気持ちを言葉に出来ない。両親は別居中で、母と暮らす)、海(ジュゴンに育てられた少年。水族館に預けられている)、空(海とともに発見され、兄として育つ。入退院を繰り返している) ●あらすじ/海にほど近い、とある田舎町の夏休み。中学生の安海琉花はハンドボール部の友人をケガさせてしまい、顧問から「夏休みの間部活へ来なくていい」と言われてしまう。ぽっかりと時間を持て余すことになった琉花は、ふと東京の海を見ようと思い立ち、電車に乗り込むが…(第1話)。 ●本巻の特徴/水族館の大水槽で自由自在に泳ぐ少年「海」の姿に心奪われた琉花。そして、彼が「空」とともにジュゴンに育てられたことを知り…? 天才・五十嵐大介が挑む超巨編、待望の単行本化! ●その他の登場人物/ジム(海と空の保護者的存在)

海獣の子供 第2巻の表紙画像

第2巻

2007年7月30日(月)

▼第9話/勇魚(いさな)▼第10話/波颪(なみおろし)▼第11話/潮の八百重に▼第12話/にはたづみ▼第13話/浸く子供▼第14話/羅刹▼第15話/晦(つきこもり)▼第16話/離陸▼ある漁師のはなし 続きを読む

▼第9話/勇魚(いさな)▼第10話/波颪(なみおろし)▼第11話/潮の八百重に▼第12話/にはたづみ▼第13話/浸く子供▼第14話/羅刹▼第15話/晦(つきこもり)▼第16話/離陸▼ある漁師のはなし ●主な登場人物/安海琉花(上手く気持ちを言葉に出来ない。両親は別居中で、母と暮らす)、海(ジュゴンに育てられた少年。水族館に預けられている)、空(海とともに発見され、兄として育つ。入退院を繰り返している) ●あらすじ/約40年前、海と空の保護者であるジムは、鯨漁をする島で生活していた。ある時ついに巨大な鯨を仕留めることに成功したジムだったが、その翌日、彼は沖に立つ1人の不思議な少年を目にする。島の人間は、この少年を「この島をつくった者」として敬い、彼を見ると必ずある言葉を唱えるのだった…(第9話)。 ●本巻の特徴/入院していた病院から突如姿を消してしまった空。空と深く繋がっている海でさえ、見失ってしまった。果たして彼はどこへ向かったのか…? ●その他の登場人物/ジム(海と空の保護者的存在)

海獣の子供 第3巻の表紙画像

第3巻

2008年7月30日(水)

▼第17話/黒潮▼第18話/沖つ海(おきつうみ)▼第19話/蜃気楼(ミラージュ)▼第20話/ジュゴン▼第21話/ゴンドワナ▼第22話/波の皺(なみのしわ)▼第23話/罠▼第24話/内臓▼第25話/海境続きを読む

▼第17話/黒潮▼第18話/沖つ海(おきつうみ)▼第19話/蜃気楼(ミラージュ)▼第20話/ジュゴン▼第21話/ゴンドワナ▼第22話/波の皺(なみのしわ)▼第23話/罠▼第24話/内臓▼第25話/海境(うみさか)● 主な登場人物/安海琉花(上手く気持ちを言葉に出来ない。両親は別居中で、母と暮らす)、海(ジュゴンに育てられた少年。水族館に預けられる。乾燥に弱い)、空(海とともに発見され、兄として育つ。入退院を繰り返している)● あらすじ/空が琉花の目の前で海の藻屑となってしまった夜から数日後、それから琉花は何かを思いつめたようになり、言葉を発しなくなってしまっていた。一方海も、周囲には理解できない話をつぶやくようになってしまった。あの夜果たして何が起こったのか? 水族館も、ジムとアングラードも、皆がそのことを気にする中…(第17話)。● 本巻の特徴/隕石を体内に宿した琉花…深い海の底でみる少年たちの過去とは!? 少年少女海洋冒険譚、新章突入の最新集!!● その他の登場人物/ジム(海と空の保護者的存在)、アングラード(嘗てジムの研究仲間だった。現在は異なる立場にいるらしい)

海獣の子供 第4巻の表紙画像

第4巻

2009年7月30日(木)

▼第26話/海獣▼第27話/穿(うが)つ体▼第28話/濁浪▼第29話/宇宙の海▼第30話/身籠る▼第31話/坩堝(るつぼ)▼第32話/傍受▼第33話/準備▼第34話/Venus▼第35話/水魔 ●続きを読む

▼第26話/海獣▼第27話/穿(うが)つ体▼第28話/濁浪▼第29話/宇宙の海▼第30話/身籠る▼第31話/坩堝(るつぼ)▼第32話/傍受▼第33話/準備▼第34話/Venus▼第35話/水魔 ●主な登場人物/安海琉花(上手く気持ちを言葉に出来ない。両親は別居中で、母と暮らす)、海(ジュゴンに育てられた少年。水族館に預けられる。乾燥に弱い)、空(海とともに発見され、兄として育つ。入退院を繰り返している) ●あらすじ/行方不明となった琉花・海・アングラードを捜索する船が、3人の乗っていたヨットを発見するも、そこにはアングラードの書いたジム宛ての手紙が一通置いてあるだけだった。琉花の行方を探るためにも、事情を知るアングラードを追い始めるデデ。一方、水族館を含め世界各地の海洋では、さまざまな異変が生じ始めて…?(第26話) ●本巻の特徴/さし迫る“本番”、導かれるように大移動を始めた海洋生物、そして、姿を消した琉花と海…。“本番”の謎と、大いなる宇宙とのつながりが徐々に明かされはじめる、急展開の第4集!! ●その他の登場人物/ジム(海と空の保護者的存在)、アングラード(かつてジムの研究仲間だった。現在は異なる立場にいるらしい)、正明(琉花の父。水族館職員)、加奈子(琉花の母。海女の家系に育つが、現在は親類と絶縁している)、デデ(ジムの伝統航海術の師。“海のなんでも屋”)

よくある質問

『海獣の子供』は全何巻?

全5巻で完結済みです。

『海獣の子供』の最新刊は?

最新刊は第5巻(7月30日(月)発売)です。

『海獣の子供』の次巻はいつ?

次巻の発売日は未発表です。直近の刊行ペースは約609日間隔です。

『海獣の子供』の作者は誰?

五十嵐大介先生の作品です。

『海獣の子供』の出版社は?

小学館(IKKI COMIX)から出版されています。