『帰れないふたり』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
この作品について
出張先で帰宅困難に陥ったことがきっかけで恋人同士になった風華と先輩。ブラック部署を抜け出した先輩との日々は穏やかで、デートやふたりきりの時間を重ねながら、風華はかすかに結婚を夢見るようになる。だが、そんな幸福に亀裂が走る。ある日、風華は先輩が見知らぬ女性と結婚式場の前を歩く姿を目撃してしまう。真相を問いただすこともできず、疑念だけが膨らみ、先輩を拒絶してしまう風華。ふたりは、あの平和で幸福な日々に帰れるのか……。
レゥルの描く恋愛は、成就までの駆け引きよりも、関係が始まってからの綻びに焦点を当てる。この作品が巧みなのは、ふたりの関係が「出張先で帰宅難民」という偶発的な出来事から始まったという設定だ。それゆえ、風華の心に生まれる不安は単なる嫉妬ではなく、「自分たちの関係は本当に確かなものなのか」という根源的な問いかけになっている。相手を信じたい気持ちと、疑念を口に出せない臆病さが交錯する様を、過度な説明なしに描き切る筆致が冴えています。ナンバーナインから既刊4巻。恋人同士になってからの物語を丁寧に追うタイプの作品として、確実に読む価値があります。
信じたいけれど、怖くて聞けない。その沈黙がふたりの距離を広げていく。恋愛の甘さだけでなく、その先の脆さまで描かれた一作です。
まだ読んでいないあなたへ
出張先で帰れなくなって、そのまま恋人になった。
そんな偶然から始まったふたりの関係が、レゥルの『帰れないふたり』では驚くほど丁寧に、そして切実に描かれているんです。ブラック部署から解放された先輩と、その先輩を慕う後輩。デートを重ね、ときに大人のおもちゃで盛り上がったり、笑い合ったり。ページをめくるたびに伝わってくる、ふたりの「平和で幸福な日々」。読んでいるこちらまで温かい気持ちになれる、そんな日常がそこにあるんです。
でも、幸せって脆いものなんですよね。
ある日、後輩が目撃してしまうんです。先輩が見知らぬ女性と結婚式場の前を歩いている姿を。この瞬間、すべてが変わります。真相を知りたい。でも、聞くのが怖い。答えが自分の恐れている通りだったら、この幸せは終わってしまう。だから彼女は何も言えず、ただ先輩を拒絶することしかできなくなってしまう。
この「言葉にできない恐怖」の描き方が本当に胸に刺さるんです。疑いながら一緒にいる苦しさ、信じたいのに信じられない痛み。あのとき素直に聞いていれば、と後から思っても遅いんですよね。
ふたりはあの日々に帰れるのか。この問いだけを抱えて、次の巻に手が伸びてしまう。既刊4巻、ナンバーナインから刊行中です。
巻一覧(発売順)全4巻
よくある質問
『帰れないふたり』は全何巻?
現在4巻まで刊行中です。
『帰れないふたり』の最新刊は?
最新刊は第10巻(3月1日(日)発売)です。
『帰れないふたり』の作者は誰?
レゥル先生の作品です。
『帰れないふたり』の出版社は?
ナンバーナインから出版されています。