げんしけん』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

著者: 木尾士目

出版社: 講談社

3巻最新刊: 第3巻3月20日(金)

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第3巻

3月20日(金)

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この作品について

春、笹原完士は意気込んでいた。入学早々、「ある種」のサークルに入ると決意していたのだ。そのサークルとは、現代視覚文化研究会——通称「現視研」。マンガ・アニメ・ゲームを愛する者たちが集う、いわゆるオタク系サークルである。帰国子女の大野加奈子が加わり、文化祭でのコスプレ騒動や、プラモデル製作の講習会など、部室を舞台にした大学生活が始まる。オタク文化を「趣味」として楽しむ者と、それを理解できない者との温度差が、笑いと微妙な空気を生み出していく……。

木尾士目が描くのは、2000年代のオタク文化をリアルタイムで切り取った青春群像劇だ。本作の最大の特徴は、オタク趣味を「特別なもの」として扱わず、ひとつの「大学生の日常」として描いている点にある。プラモ作りの良さがまったく理解できない春日部さんと、熱弁を振るう田中。この温度差を笑いに変えつつ、どちらも否定しない描写は、オタクとノンオタクが共存する当時の空気感を的確に捉えている。過剰に美化せず、かといって卑下もしない。講談社『月刊アフタヌーン』で連載されたこの作品は、サークル活動という閉じた空間を通じて、オタク文化の「等身大」を提示してみせた。

既刊3巻。まだ物語は始まったばかりです。笹原たちの大学生活が、この先どんな化学反応を起こすのか。その行方を見届けてみてください。

まだ読んでいないあなたへ

大学のサークル選びで人生が決まるなんて大げさだけど、笹原完士にとっては本当にそうだったんです。

春、彼が意を決して足を踏み入れたのは「現代視覚文化研究会」——通称「現視研」。マンガ・アニメ・ゲームを愛する人間が集う、あの手のサークルです。でもこの作品、いわゆる「オタクあるある」を並べて笑うだけの漫画じゃないんですよ。そこにいるのは、趣味を語る時だけ饒舌になる田中、プラモデルの良さを熱弁する姿がむしろ格好いい田中、コスプレなんて絶対しないと言い張る春日部さん、帰国子女なのに現視研を選んだ大野加奈子——全員が「こういう人、いるよな」って思える、妙にリアルな大学生たちなんです。

サークル部屋でダラダラ過ごす時間、文化祭に向けて動き出す空気、プラモ作りの講習会を横目で見ている春日部さんの表情。何も起きてないようで、確実に何かが動いている。この感じ、大学時代を知ってる人なら「ああ、あったなこういう時間」って思い出すはずです。知らない人は、こんな日々があるんだって知ってほしいんです。

等身大で描かれた彼らの大学生活は、派手じゃないけど愛おしいんですよ。趣味を通じて繋がる人間関係の温度が、ページをめくるたびに伝わってくる。既刊3巻、今から追いかけられる幸せを噛みしめてください。

巻一覧(発売順)3

よくある質問

『げんしけん』は全何巻?

現在3巻まで刊行中です。

『げんしけん』の最新刊は?

最新刊は第3巻(3月20日(金)発売)です。

『げんしけん』の作者は誰?

木尾士目先生の作品です。

『げんしけん』の出版社は?

講談社から出版されています。