『SCATTERあなたがここにいてほしい』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
性と自己探求を巡る青年たちの姿を描いた心理劇。舞台は現代日本、主人公たちは自らの欲望や人間関係に向き合いながら、居場所を求めて彷徨う。フェティッシュという切り口から人間の内面を抉り出し、タイトルが示す通り「あなたがここにいてほしい」という切実な願いが全編を貫いている。彼らが求めるものは何なのか……。
『ピンポン』『鉄コン筋クリート』で圧倒的な画力と構成力を見せつけた松本大洋が、エンターベルト連載作品とは一線を画す作品として「コミックビーム」に送り込んだのが本作だ。第6回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞し、2022年には実写映画化もされた。性というモチーフを扱いながらも、描かれるのは普遍的な孤独と承認欲求です。青年漫画の枠を超えた心理描写の深度、独特のコマ割りと余白の使い方は、松本作品ならではの到達点といえるでしょう。海外でも英語版が出版され、国際的な評価を得ている点も見逃せません。
既刊8巻。人間の奥底に潜む感情を直視する覚悟がある読者なら、必読です。
まだ読んでいないあなたへ
既刊8巻。
文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞作。
『ピンポン』『鉄コン筋クリート』の荒井英樹が、2000年から3年間かけて描き切った作品なんです。青年誌『Comic Beam』で連載されていたこの漫画、2022年に実写映画化されるまで、ずっと読者の心に残り続けてきました。20年以上の時を経ても映像化される作品って、そう多くはないですよね。
荒井英樹という作家は、どんな題材を扱っても表層をなぞらない人なんです。人間の内側、それも誰もが持っているけれど普段は目を逸らしている部分に、真正面から向き合う。この作品も例外じゃありません。性とか人間関係とか、そういう言葉で括ってしまうと軽く聞こえるかもしれないけれど、ここで描かれているのは「自分が何者なのか」を探し続ける人間の姿なんです。
読んでいて心地よい作品ではないかもしれません。でも、読み終わったとき、自分自身について何かを考えずにはいられなくなる。そういう力を持った漫画です。
文化庁が大賞に選んだ理由、英語版が出版されて海外でも読まれている理由。それは、この作品が日本だけじゃなく、どこの国の人間にも通じる「何か」を描いているからだと思うんです。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『SCATTERあなたがここにいてほしい』は全何巻?
全8巻で完結済みです。