『魔法の天使 クリィミーマミ 不機嫌なお姫様』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
魔法少女アニメの金字塔『魔法の天使 クリィミーマミ』のコミカライズ作品である本作は、原作の世界観を下敷きにしながら、アイドルとしての成功と少女としての葛藤を描く。主人公を取り巻くライバルとの関係、華やかなステージの裏側で揺れ動く感情、そして成長の痛みが交錯する物語だ。変身魔法という非日常と、10代の等身大の悩みが同居する世界で、彼女はどう生きるのか……。
MITSUKI Emiは『魔法の天使 クリィミーマミ』で80年代少女漫画界に確かな足跡を残した作家である。本作は1986年のアニメ化、実写映画化という大規模なメディアミックス展開の一翼を担い、第10回講談社漫画賞少女部門を受賞した。女性誌「Comic Tatan」での連載というフォーマットは、当時の少女漫画が扱いづらかったアイドル業界の内実や、ライバル関係の複雑さを丁寧に掬い上げることを可能にしています。魔法という装置を使いながら、実は徹底的にリアルな「少女の成長譚」を描いた点が、本作の最大の強みでしょう。
既刊7巻。ヨーロッパや南米にまでファン層を広げた本作は、80年代カルチャーの再評価が進む今こそ、改めて手に取る価値があります。
まだ読んでいないあなたへ
1985年から87年、『魔法の天使 クリィミーマミ』の世界を描いた漫画版が、講談社漫画賞を獲った事実を知っていますか。
アニメで夢と魔法を見せてくれたあのマミが、漫画になったとき、彼女の内面はもっと複雑で、もっと人間臭くなったんです。タイトルの「不機嫌なお姫様」が象徴するように、この作品は魔法少女の光だけじゃなく、アイドルとして生きることの孤独や、ライバルとの関係に揺れる感情まで、丁寧に掬い取っています。MITSUKI Emiさんの筆は、キラキラした夢物語を描きながら、同時に少女が大人になっていく痛みと喜びを真正面から見つめているんですよ。
魔法で変身できても、人の心までは変えられない。アイドルとして輝けば輝くほど、普通の女の子としての自分が遠ざかっていく。その矛盾に苦しみ、悩みながらも前に進もうとする姿が、ファンタジーの皮をかぶった成長物語として、読む者の胸を打つんです。
1986年にはアニメ化も映画化もされ、ヨーロッパや南米にまで届いたこの作品。既刊7巻のなかには、あの時代の少女たちが抱えていた憧れと葛藤が、今読んでもリアルに響く形で詰まっています。
魔法が解けたあとに残るものは何か。その答えを知りたければ、この漫画を開いてみてください。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『魔法の天使 クリィミーマミ 不機嫌なお姫様』は全何巻?
全7巻で完結済みです。