鬼踊れ!!』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

高校の民俗芸能部を舞台に、伝統的な鬼踊りと向き合う若者たちの日常を描く。主人公が入部したのは、地域に伝わる鬼踊りを継承する部活動。派手さはないが、古くから受け継がれてきた踊りには、言葉にならない重みがある。練習を重ねるうち、主人公は踊りの奥深さと、それを守ろうとする仲間たちの想いに触れていく……。

SHINOHARA Umiharuは『海の王国』でも独自の文化的背景を丁寧に描いてきた作家ですが、本作では民俗芸能という題材をさらに掘り下げています。週刊漫画TIMESの青年向け作品らしく、劇的な展開で引っ張るのではなく、稽古の反復や地域の人々との交流を通じて、静かに物語が積み重なっていく。第1回民俗芸能漫画大賞で最優秀賞を受賞し、2022年には映画化もされた点からも、その文化的価値の高さがうかがえるでしょう。華やかさとは無縁の題材を、ここまで説得力を持って描ききる手腕は見事です。

既刊3巻。地味に見えて、読後には確かな手応えが残ります。

まだ読んでいないあなたへ

既刊3巻、2022年映画化。

鬼の面をつけて、太鼓を打ち鳴らして、村を練り歩く。そんな民俗芸能の世界に飛び込んだ高校生たちを描いた作品なんです。地味だと思いますか?ところがこれ、第1回民俗芸能漫画大賞で最優秀賞を獲っているんですよ。

なぜ鬼踊りなのか。なぜ今どきの高校生が、じいちゃんたちがやってるような祭りの踊りに本気になるのか。その答えが、読んでいくうちにじわじわと胸に染み込んできます。派手なドラマはない。でも、太鼓の音が聞こえてきそうな描写、汗だくで練習する姿、受け継がれてきた伝統の重みと、それを背負う若者たちの葛藤が、ページをめくる手を止めさせないんです。

作者のSHINOHARA Umiharuは、民俗芸能という題材を何度も作品にしてきた人。だからこその説得力があります。踊りの型一つ、面の表情一つに、ちゃんと意味があって、それが物語の核になっている。週刊漫画TIMESで2019年から2021年まで連載されて、たった3巻で完結しているのも潔い。無駄がないんです。

青春部活ものなのに、扱うのはサッカーでも吹奏楽でもなく「鬼踊り」。この一点突破が、映画化までされた理由なんじゃないでしょうか。3巻で読み切れます。読んだあと、あなたの地元にも似たような祭りがあったことを、きっと思い出すはずです。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『鬼踊れ!!』は全何巻?

全3巻で完結済みです。