『鬼灯の冷徹』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
地獄。そこは亡者たちが罪を裁かれ、八大地獄と呼ばれる責め苦を受ける場所だ。だが現代の地獄は少子高齢化の影響で人口が激増し、閻魔大王の第一補佐官・鬼灯は日々その膨大な業務に追われている。冷徹で容赦ない鬼神でありながら、どこか抜けた閻魔大王を補佐し、各地獄の管理から桃太郎や白澤といった神話・伝承の登場人物たちとの交渉まで、あらゆる案件を完璧にこなしていく。地獄という舞台で繰り広げられる、鬼灯の日常とは――。
江口夏実が「モーニング」で2011年から2020年まで連載した本作は、日本の地獄観を軸に世界各国の神話・民話・妖怪伝承を自在に織り交ぜた、稀有なコメディ作品です。単なるギャグ漫画ではなく、仏教的世界観や古典文学への深い造詣が随所に光り、第52回星雲賞コミック部門を受賞したのも頷けます。鬼灯というキャラクターの魅力は、その圧倒的な有能さと、時折見せるサディスティックな笑顔のギャップにある。地獄の住人たちが現代社会のサラリーマンのように働き、愚痴をこぼし、休日を楽しむ姿は、風刺としても機能しています。WIT STUDIOによるアニメ化、さらには実写映画化も果たし、VIZ Mediaから英語版も刊行されるなど、国内外で支持を集めた作品だ。
既刊31巻で完結したこの大作を、一度手に取ってみてください。地獄がこんなにも愉快で、こんなにも恐ろしい場所だったとは。
まだ読んでいないあなたへ
地獄の公務員、というだけで既におかしいんです。
閻魔大王に仕える第一補佐官・鬼灯が主人公の、地獄を舞台にしたコメディなんですが、これがもう、笑いのツボを的確に突いてくる。地獄で亡者の管理をする鬼神たちが、現代日本の会社員みたいに会議したり書類仕事したり、桃太郎の鬼や動物たちと絡んだりするわけです。しかも鬼灯本人は、クールで有能で容赦ない。地獄らしい残酷さと、妙に几帳面な仕事ぶりのギャップで、読んでいるうちにこの冷徹な主人公から目が離せなくなるんですよ。
何より凄いのが、日本や中国の神話、昔話、歴史上の人物を、現代の価値観で料理し直す手腕。「あの桃太郎が地獄でこんなことに」とか「この偉人が実はこういう扱い」とか、教科書で習った話が全部ひっくり返される快感がある。それでいて元ネタへの愛とリスペクトが滲んでいて、読後に「調べてみよう」と思わせる知的好奇心まで刺激されるんです。
星雲賞受賞、アニメ化、映画化。2011年から2020年まで連載された既刊31巻の大長編ですが、1話完結形式だから、どこから読んでも笑える構造になっています。
地獄がこんなに楽しい職場だったなんて、誰が想像しました? 一度この世界を覗いたら、あなたも鬼灯の仕事ぶりに魅了されるはずです。
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よくある質問
『鬼灯の冷徹』は全何巻?
全31巻で完結済みです。