『骸積みのボルテ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
不死の身体を得た騎士ボルテが、戦場を彷徨い続ける。死ねない肉体は傷つき朽ちながらも再生を繰り返し、彼はただ積み重なる骸の上を歩く。復讐か、贖罪か。騎士道の残滓を纏った男が辿り着く先は、一体どこなのか……。
MATSUDA Koutaが「Denshi Birz」で2019年から2021年まで連載した本作は、不死というモチーフを徹底的に重く描き切った作品です。よくある「死なないから無敵」という安易な爽快感とは無縁で、むしろ死ねないことの絶望と疲弊が全編を覆う。戦場で繰り返される殺戮と再生のサイクルは、読者に騎士道や戦争の本質を問いかけます。青年向けファンタジーとして、娯楽性を保ちながらも深いドラマ性を備えた構成は見事と言える。画面からは血と泥の匂いが漂い、美しさよりも生々しさが前面に出る作画も、この物語にふさわしい。
既刊3巻。重厚で容赦のないダークファンタジーを求めるなら、この作品は期待を裏切りません。
まだ読んでいないあなたへ
既刊3巻、2019年から2021年まで「Denshi Birz」で連載された作品なんです。
不死の身体を持つ騎士が、復讐のために戦場を駆け抜ける。ただそれだけの設定なのに、この作品が描くのは単純な痛快劇じゃないんですよ。死ねないということは、仲間の死を何度も何度も見届けるということ。勝利の後に残るのは、積み上がっていく骸の山。そこに立ち続ける主人公の背中が、どれほど重いか想像してみてください。
MATSUDA Koutaが描く戦争は、泥臭くて容赦がない。騎士道という言葉の美しさの裏で、人は簡単に死んでいくし、正義も憎しみも血にまみれていく。でもだからこそ、主人公が何のために剣を振るうのか、その一振りに込められた意味が胸に刺さるんです。
復讐という炎に身を焼きながら、それでも人間であろうとする姿。不死という呪いを背負った者が見つける、生きる理由とは何なのか。
全3巻、一気に読める分量です。でも読み終わった後、あなたの中に確実に何かが残ります。それは爽快感じゃない。もっと重くて、もっと深いものなんです。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『骸積みのボルテ』は全何巻?
全3巻で完結済みです。