音盤紀行』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

まだ読んでいないあなたへ

レコードに針を落とす。

たったそれだけで、誰かの人生が語り始めるんです。

音楽って不思議で、聴いた瞬間に「あの日」に連れ戻されることがありますよね。初めて好きになった人の横顔とか、もう会えない友達の笑い声とか。この作品は、その"音楽と記憶"という誰もが持ってる経験を、驚くほど繊細に掬い上げるんです。

舞台は、とあるレコード店。そこに集う人たちは、音楽マニアでも評論家でもない。ただ、何かを抱えて生きている普通の人たち。彼らが語る一枚一枚のレコードには、誰にも言えなかった後悔や、忘れたくても忘れられない別れや、小さな希望が刻まれている。ページをめくるたびに、他人の人生の断片を覗き見るような、不思議な感覚に包まれるんです。

毛塚了一郎という作家は、音楽と人間ドラマを描かせたら本当に上手い。派手な展開はないけれど、セリフの行間から、登場人物の息遣いまで聞こえてくるような解像度の高さがある。読み終わったあと、自分の部屋にある古いCDを引っ張り出したくなる。そういう作品なんです。

既刊3巻。まだ追いかけられる巻数です。静かに、でも確実に心に残る物語を探している人に、ぜひ手に取ってほしい一作です。

『音盤紀行』は漫画作品。現在3巻まで刊行中。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『音盤紀行』は全何巻?

現在3巻まで刊行中です。