青に、ふれる。』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

月刊アクション連載、鈴木望『青に、ふれる。』は、コンプレックスを抱えた高校生たちの心の機微を丹念に描く学園ドラマだ。既刊7巻。自己受容と他者との関係性をめぐる葛藤が、静かな筆致で綴られる。「青」が象徴するもの――それは透明さか、痛みか、それとも成長の予感か……。

月刊アクションは青年向けドラマの良作を数多く世に送り出してきたが、本作もその系譜に連なる一作と言える。鈴木望は本作の後、『アスチルベ~船底の花嫁~』で新境地を見せているが、『青に、ふれる。』で培った繊細な心理描写の技術は既に際立っていた。次にくるマンガ大賞2021オンナ編にランクインし、2024年にはCloverWorksによってアニメ化されたことが、その評価を裏付けている。人間関係の綾を描くスライス・オブ・ライフとして、登場人物たちの内面の揺れを丁寧に追う作風です。派手な展開ではなく、日常に潜む感情の波を掬い上げる手腕が光ります。

コンプレックスと向き合う過程を、焦らず見守りたい方にこそ届けたい作品です。

まだ読んでいないあなたへ

次にくるマンガ大賞2021オンナ編にランクインした、この作品。

「青」という色に、あなたは何を思い浮かべますか。空、海、制服——。でもこの漫画が描く「青」は、もっと個人的で、もっと痛くて、もっと愛おしいものなんです。

コンプレックスって、他人から見たらどうってことないものだったりするじゃないですか。でも本人にとっては、それが全世界を占めるくらい大きくて、毎日その重さに押しつぶされそうになる。この作品は、そういう「見えない痛み」を抱えた人たちが、誰かと触れ合うことで少しずつ変わっていく姿を、嘘のない筆致で描いていくんです。

鈴木望さんの絵は、表情の一瞬一瞬に感情が宿っています。目を逸らす瞬間、息を呑む瞬間、やっと笑えた瞬間——。セリフがなくても、コマを追うだけで胸が締め付けられる。2024年にCloverWorksでアニメ化されたのも納得の、画面から溢れる繊細さなんです。

学園生活を舞台にしながら、これは誰もが抱える「自分を受け入れられない苦しさ」の物語。既刊7巻、月刊アクションで2019年から2024年まで連載されました。

自分の中の「青」に触れてみてください。きっと、あなたの中にも眠っている色が、静かに輝き始めますから。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『青に、ふれる。』は全何巻?

全7巻で完結済みです。