『雪花の虎』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
戦国の世、越後に生まれた少女は「男」として生きることを運命づけられる。名は長尾景虎、のちの上杉謙信。「越後の龍」と謳われた軍神は、実は女性だったのではないか——そんな仮説を軸に、東村アキコが描く戦国絵巻である。男として育てられた少女が、戦の才を開花させながらも、己の性と向き合い続ける。既刊10巻。
『かくかくしかじか』で自伝的作品を、『東京タラレバ娘』で現代女性の葛藤を描いてきた東村が、スピリッツ誌上で挑んだのは戦国時代劇です。一見突飛に思える題材ですが、読めば納得する。彼女が一貫して描いてきたのは「女性が自分の人生を生きる」ことの困難と希望であり、その視点が戦国という男社会に向けられたとき、景虎という存在が必然として立ち上がってくる。史実を丹念になぞりながら、合戦シーンの迫力と人間ドラマの機微を両立させた手腕は見事で、第20回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞の受賞も頷ける完成度となっています。
少女漫画でも青年漫画でもない、東村アキコだけが描ける戦国時代がここにあります。
まだ読んでいないあなたへ
東村アキコが、戦国時代を描く。
『かくかくしかじか』や『東京タラレバ娘』で知られる著者が、なぜ今、上杉謙信なのか。その答えは、1ページ目から圧倒的な説得力で迫ってくるんです。戦国の世を生き抜いた「ひとりの人間」の葛藤と覚悟を、これほど解像度高く描ける作家は他にいません。
物語の中心にいるのは、家のため、領民のため、自分の信じる道のために戦い続けた人物です。刀を握る手の震え、誰にも打ち明けられない孤独、それでも前を向いて決断を下す瞬間——その一つひとつが、時代を超えて胸に突き刺さります。東村アキコだからこそ描ける、人間の弱さと強さのリアリティがここにあるんです。
第20回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞し、海外でも翻訳されたこの作品。歴史に詳しくなくても大丈夫です。必要なのは「人が懸命に生きる姿」に心を動かされる感性だけ。
スピリッツ連載、既刊10巻。まだ手に取っていないなら、今がそのときです。あなたが知らなかった戦国時代が、ここで呼吸しています。
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よくある質問
『雪花の虎』は全何巻?
全10巻で完結済みです。