『雨無村役場産業課観光課』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
雨無村。過疎化と高齢化が進む山間の小さな村に、新たに産業課観光課が設置された。配属されたのは、都会から来た若手職員たち。観光資源らしい観光資源もない、訪れる人もほとんどいないこの村で、彼らは何ができるのか……。
岩本ナオが描くのは、地方自治体のリアルな姿だ。派手な成功物語ではない。村人たちとの対話、小さな試み、時には空回りする努力。しかし、そこには確かに人の温もりがある。都会の論理が通用しない村で、職員たちは少しずつ地域に溶け込み、村人たちもまた変わっていく。地域活性化という言葉が軽々しく使われる時代に、本作は「人が人を知る」という当たり前の営みを丁寧に描き出す。小学館漫画賞女性向け部門を受賞したのも、そうした誠実さが評価されたからだろう。凜花での連載は2010年に完結し、既刊3巻。
地域おこしに興味がある人にも、そうでない人にも。何かを変えようとする人間の姿は、どこで誰が見ても心を動かすものです。
まだ読んでいないあなたへ
小学館漫画賞受賞作。
しかも既刊3巻で完結してるんです。
岩本ナオが描くのは、過疎化が進む山あいの村。役場の産業課観光課に配属された若手職員たちが、村おこしに奮闘する日々です。でもこれ、よくある「がんばる地方公務員の物語」じゃないんですよ。イベント企画して人が来て万歳、みたいな単純な話じゃない。むしろ逆。何をやってもうまくいかない。村の人たちは協力的なようでいて頑固。若者は出て行く。予算はない。理想と現実の差に打ちのめされる。そんな日常が、嘘のない筆致で描かれていくんです。
それでも彼らは諦めない。諦めないというより、諦められない。なぜなら、ここで暮らす人たちの顔を知ってしまったから。名前を呼び合う関係になってしまったから。その「関係」が生まれる瞬間の繊細な描写が、この作品の核なんです。
地域活性化というテーマを通して描かれるのは、実は「人が人と繋がる痛みと喜び」。3巻という短さの中に、笑いも涙も、そして確かな希望が詰まってます。読み終わったとき、あなたの住む街の景色が少し違って見えるはずです。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『雨無村役場産業課観光課』は全何巻?
全3巻で完結済みです。