阿・吽』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

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この作品について

平安初期、日本仏教の礎を築いた二人の巨人——最澄と空海。同じ遣唐使船で唐へ渡りながら、やがて異なる道を歩むことになる二人の若き日々を描く。天台宗と真言宗、二つの宗派の開祖となる彼らの出会いと別れ、そして仏教という巨大な思想体系を日本に根づかせようとする苦闘が、淡々とした筆致で綴られていく……。

岡崎京子が『リバーズ・エッジ』『ヘルタースケルター』といった現代の若者や女性を描いた作品で知られる作家であることを思えば、本作は意外な題材に映るかもしれない。だが、時代も舞台も異なれど、ここには岡崎作品に一貫する「生きることの痛み」が刻まれている。最澄と空海という歴史上の偉人を、神格化せず一人の人間として描き出す手つきは、社会の中でもがく個人を見つめ続けてきた作者ならではのものです。第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞という評価も、その普遍性の証と言えるでしょう。

宗教漫画というジャンルを超え、人間ドラマとして読める稀有な一作。既刊14巻、月刊!スピリッツ掲載。歴史に興味がなくとも、手に取る価値があります。

まだ読んでいないあなたへ

第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞。

『リバーズ・エッジ』『ヘルタースケルター』で現代の闇を抉り続けてきた岡崎京子が、平安時代の二人の天才僧を描いたんです。空海と最澄。日本仏教の礎を築いた二人の、修行時代から晩年までを追った全14巻。

これ、普通の歴史漫画じゃないんですよ。岡崎京子が仏教を描くということは、つまり人間の業と救済を、あの容赦ない筆致で描くということなんです。権力と信仰、理想と現実、友情と嫉妬。平安の闇は現代の闇と地続きで、1200年前の僧侶たちの葛藤が、今日のあなたの心に突き刺さる。

タイトルの「阿・吽」は、仁王像の二体が象徴する宇宙の始まりと終わり。対照的な二人の天才が時代を切り拓いていく姿を、岡崎京子だけが描ける濃密な人間ドラマとして昇華させています。

宗教画かと思いきや、驚くほど生々しい人間が息づいている。歴史ものだと思って手に取ると、現代を生きる私たちの魂の物語だったと気づくんです。

岡崎京子が仏教に挑んだ、唯一無二の14巻をぜひ。

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よくある質問

『阿・吽』は全何巻?

全14巻で完結済みです。