銀河帝国興亡史1 ファウンデーション』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

この作品について

一万二千年続いた銀河帝国が、緩やかに崩壊へと向かっている。数学者ハリ・セルダンは「心理歴史学」という新たな学問によってその未来を予測し、来るべき三万年の暗黒時代を千年に短縮するため、知識を保存する「ファウンデーション」計画を立ち上げる。だが帝国の権力者たちはセルダンの警告を危険思想とみなし……。

アイザック・アシモフが1951年に発表したSF文学の金字塔を、セルダンプロジェクト(鎌月ケイタロウ・ウズキ)が漫画化した作品だ。原作小説は世界中で翻訳され、SFというジャンルそのものに多大な影響を与えてきた。本作はその壮大な物語を、月刊コミックビームで2018年から連載している。第22回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞し、2021年には実写映画化もされた。原作が持つ緻密な設定と壮大なスケールを、漫画ならではの視覚的演出で表現している点が評価されています。既刊3巻の段階で、帝国の崩壊という巨大なテーマがどのように描かれていくのか、その序章を味わえる。

SF好きなら見逃せない一作です。知識の力で歴史の流れを変えようとする壮大な物語が、ここから始まります。

まだ読んでいないあなたへ

文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞。

この一行が意味するのは、SF小説史上最高峰の一つとされる「ファウンデーション」を、日本の漫画家たちが本気で漫画化し、それが認められたということなんです。アイザック・アシモフが1950年代に描いた銀河帝国の崩壊を、2018年から鎌月ケイタロウとウズキが線と余白で蘇らせている。

舞台は、一万二千年続いた銀河帝国が静かに朽ちていく時代。数学者ハリ・セルダンは「心理歴史学」という学問で、帝国崩壊後に三万年の暗黒時代が訪れることを計算で導き出します。でも彼は予言者じゃない。ただの学者なんです。だから彼がやろうとするのは、その暗黒時代を千年に縮めるために、人類の全知識を辺境の惑星に集めること。

この作品が凄いのは、派手な戦闘シーンで引っ張らないところなんですよ。会議室での論戦、数式を前にした沈黙、権力者の表情の揺らぎ。そういう「知性と知性のぶつかり合い」を、漫画という視覚メディアで描き切っている。コマ割りと構図だけで、思考の流れが見えてくるんです。

2021年には実写映画化もされましたが、この漫画版は独自の到達点に立っています。原作小説を読んだ人も、初めて触れる人も、ページをめくるたびに「人類の未来を計算で救えるのか」という問いに引き込まれていく。

既刊3巻。でも、ここに描かれているのは既に伝説なんです。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『銀河帝国興亡史1 ファウンデーション』は全何巻?

現在3巻まで刊行中です。