『銀の匙』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
札幌の進学校から逃げるように北海道の農業高校へ進学した八軒勇吾。受験競争に疲れ果てた彼が寮生活で直面するのは、早朝四時起きの酪農実習、家畜の出産と屠畜、そして農家の跡取りとして生きる同級生たちの覚悟だった。牛の世話も鶏を絞めることもできない都会育ちの優等生が、泥と汗にまみれながら「生きること」の意味を問い直していく……。
『鋼の錬金術師』で少年漫画の金字塔を打ち立てた荒川弘が、自身の農業高校での実体験を下敷きに描いた青春群像劇である。本作が優れているのは、農業を美化せず、経済原理と命のやり取りが交差する現場をそのまま見せる誠実さです。子豚に名前をつけて育て、やがて食肉として出荷される現実。親の代で廃業を決めた同級生の苦悩。こうしたリアルな農業経営の困難さを描きながら、それでも土地に根を張って生きる若者たちの強さを、荒川特有のユーモアと繊細な心理描写で掬い上げている。第58回小学館漫画賞少年向け部門受賞、累計発行部数1700万部超、アニメ化・実写映画化と、週刊少年サンデーを代表するヒット作となった所以がここにある。
既刊15巻。逃げ場所として選んだ場所で、少年は逃げられない現実と向き合います。
まだ読んでいないあなたへ
『鋼の錬金術師』の荒川弘が、次に描いたのは農業高校なんです。
主人公は、都会の進学校から逃げるように北海道の農業高校に入学した眼鏡の少年。朝5時起床、牛の世話、豚の出産、命をいただく現実。周りは実家が農家の同級生ばかりで、彼らにとって当たり前のことが、主人公には全てが初めての衝撃なんですよ。「将来何になりたいか」なんて考えたこともなかった少年が、土にまみれ、汗を流し、命と向き合ううちに、少しずつ変わっていく。その過程を、荒川弘は驚くほど丁寧に、そしてユーモアを交えて描くんです。
笑えるシーンも多いんですが、この作品の本質は、人が本気で何かに向き合う姿なんです。夢を持たずに逃げてきた少年が、仲間や動物たちとの日々の中で、自分なりの答えを探していく。その眼差しが、ページをめくるたびに真剣になっていくのが分かる。
既刊15巻。小学館漫画賞を受賞し、アニメ化・実写映画化もされた作品です。シリーズ累計1700万部を超えているのは、この作品が「生きること」を本気で描いているから。
農業に興味がなくても大丈夫です。これは、自分の居場所を探している全ての人に響く物語なんですよ。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『銀の匙』は全何巻?
全15巻で完結済みです。