重版出来!』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

元・女子柔道選手の黒沢心は、出版社・興都館で漫画編集者としてのキャリアをスタートさせる。配属されたのは週刊コミックバイブス編集部。そこで彼女が目にしたのは、一冊の本を世に送り出すために奔走する編集者、営業、宣伝、デザイナー、印刷所……数え切れない人々の姿だった。新人編集者・黒沢の目を通して描かれる、出版業界という戦場の日常。

松田奈緒子は『あさひなぐ』で女子高生たちの薙刀部を描き、青春群像劇の名手としての地位を確立した。本作もまた、その手腕が遺憾なく発揮されている。出版不況が叫ばれる中、本を作ることに情熱を注ぐ人々の姿を、理想論に逃げることなく描き切ったのだ。編集者の深夜残業も、営業マンの書店回りも、作家の創作の苦しみも、すべてが「仕事」としてのリアリティを持つ。だからこそ、タイトルが示す「重版出来(じゅうはんしゅったい)」という言葉の重みが、読者の胸に響く。第62回小学館漫画賞を受賞し、ドラマ化も果たした本作は、単なる業界モノを超えて、働くことの意味を問いかける作品となった。

既刊20巻。本を愛するすべての人に届けたい一作です。

まだ読んでいないあなたへ

本を作る人たちの話なんです。

編集者、営業、デザイナー、印刷所。漫画を描く人じゃなく、その漫画を世に届ける人たち。地味だって思いますか?とんでもない。彼らの仕事には、作家の人生がかかってるし、読者との出会いがかかってるし、何より「この作品を一人でも多くの人に読んでもらいたい」っていう静かで激しい闘いがあるんです。

主人公は、柔道からの転身で出版社に入った新人編集者。最初は右も左もわからない。でも彼女が担当する漫画家の「重版」を勝ち取るために、営業部と交渉し、書店員さんと話し、ときには売り場の棚を一緒に作る。そこには華やかさなんてない。あるのは泥臭い努力と、チーム全員で一冊の本を押し上げる熱だけ。

『あさひなぐ』の松田奈緒子が描くのは、誰かの仕事への敬意です。編集者だけじゃない。書店員さんが手書きPOPを描く理由、印刷所の職人が紙の質にこだわる理由、営業が書店を一軒ずつ回る理由。全部に意味があって、全部が繋がって、一冊の本が生まれる。

第62回小学館漫画賞受賞、実写ドラマ化もされた既刊20巻。これ、仕事してる人全員に読んでほしいんです。自分の仕事にもこういう裏側があるはずだって、思い出させてくれるから。そして何より、誰かが本気で作ったものを、本気で届けようとしている人たちがいるって知ると、本屋に行きたくなるんですよ。

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よくある質問

『重版出来!』は全何巻?

全20巻で完結済みです。