『逃げるは恥だが役に立つ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
就職難に苦しむ院卒女子・森山みくりは、父親の紹介で独身男性の家事代行として働き始める。雇い主は、仕事一筋で生きてきたシステムエンジニアの津崎平匡。やがて彼女は、家事代行という不安定な働き方を解消するため、津崎に「契約結婚」を提案する……。
海野つなみが『Kiss』で2012年から連載した本作は、少女漫画としては異色の設定から出発しながら、働く女性の切実な問題を正面から描き切った。第37回講談社漫画賞少女部門を受賞し、2016年にはTBSでドラマ化され社会現象となったことからも、その射程の広さが窺える。「契約結婚」という一見荒唐無稽な装置は、実は雇用の不安定化や未婚化といった現代的なテーマを浮き彫りにする仕掛けだ。就職氷河期世代の葛藤、家事労働の価値、結婚制度と恋愛感情のズレ——海野は軽妙な筆致の中に、これらの問いを丁寧に織り込んでいく。契約から始まる二人の関係が、どう変化していくのか。その過程で描かれるのは、キャリアと恋愛を両立させようとする人々のリアルな姿です。
既刊11巻。恋愛漫画の枠を軽々と超えた、現代を生きる全ての人へ向けた物語がここにあります。
まだ読んでいないあなたへ
契約結婚なんです。
25歳の森山みくりは就職先が見つからず、家事代行のアルバイトで働いていました。そこで出会ったのが、恋愛経験のない35歳の独身サラリーマン・津崎平匡。彼女の雇用継続のため、そして彼の家事負担を減らすため、二人は「就職としての結婚」という契約を結ぶんです。
恋愛感情なしの契約関係。でもこれ、読み始めたら止まらないんですよ。なぜって、この設定が単なるロマンスの舞台装置じゃなくて、「仕事」と「恋愛」と「結婚」の境界線を、ものすごく丁寧に問いかけてくるから。家事労働に対価は発生するのか。好きじゃない相手との結婚は間違っているのか。そもそも恋愛感情って、契約より価値があるものなのか。
海野つなみが描くのは、キラキラした恋の始まりじゃありません。不器用な二人が、言葉を選びながら、距離を測りながら、少しずつ歩み寄る過程なんです。その一歩一歩が愛おしくて、胸が締め付けられる。
2016年にドラマ化され、社会現象になった理由がわかります。第37回講談社漫画賞少女部門受賞。既刊11巻。
読み終えた時、あなたの「結婚」の定義は、きっと変わってるはずです。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『逃げるは恥だが役に立つ』は全何巻?
全11巻で完結済みです。