『謎のあの店』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
街のどこかにある、看板も出さず、営業時間も定かでない店。そこを訪れる客は、なぜかその時必要としていた「何か」に出会う。店主は多くを語らず、ただ客の言葉に耳を傾けるだけ。松本えい子が描くのは、不思議な店を舞台に繰り広げられる、人と人との小さな交差点だ。
「ねむき」で連載される本作は、派手な展開を排し、日常の機微を掬い取る松本えい子の真骨頂と言える。女性誌ならではの視点で、恋愛や仕事、家族との関係に悩む女性たちが、この店で何を見つけるのかを静かに描き出す。海外でも翻訳され好評を得たというのも頷ける。彼女の作品に共通するのは、登場人物への優しい眼差しと、読後に残る余韻です。ここには説教も答えもない。ただ、誰かの話を聞くことの力が、そっと提示されている。
既刊3巻。ページを開けば、あなたもこの店の常連になれます。
まだ読んでいないあなたへ
毎日すれ違うあの店、実は一度も入ったことない。
そんなことありませんか。
この漫画に出てくるのは、誰もが見覚えあるのに誰も知らない、街角のあの店なんです。花屋だったり、喫茶店だったり、小さな雑貨屋だったり。通り過ぎるだけだった場所に、一歩足を踏み入れた瞬間、そこにいる人たちの物語が静かに動き出します。
MATSUMOTO Eikoさんが描くのは、派手な事件も劇的な展開もない、でも確かに心が震える日常です。店主とお客さんの何気ない会話、常連さん同士のちょっとした気遣い、誰かがふと見せる表情。そういう一瞬一瞬を、丁寧に、愛おしく掬い上げているんですよ。
読んでいると不思議なことが起きます。自分の生活の中にも、実はこんな温かい瞬間があったんじゃないかって思えてくるんです。いつものコンビニ、行きつけのパン屋、駅前の本屋。そこで交わされる言葉や視線に、もっと意味があったんじゃないかって。
女性誌「Nemuki」で連載中の本作、既刊3巻。海外でも翻訳されて静かに広がっているのは、この作品が描く「見過ごしていた宝物」が、国や文化を超えて響くからなんでしょうね。
明日、いつもの道を歩くとき、きっと景色が違って見えます。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『謎のあの店』は全何巻?
全3巻で完結済みです。